石川県 猿山岬灯台
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今の時期は季節外れですが、ここは雪割草の群生が見れることで有名な場所のようです。看板には雪割草保護を訴える看板が目立ちます。駐車場から灯台まで20分くらいは歩いたような気がします。途中橋があり、逢瀬の谷と名付けられています。ここにも伝説があり下記のように書かれていました。
引用:
恋路海岸の物語は悲恋でしたが、こちらの物語はハッピーエンドです。なかなか面白い。と思いながら読んでいました。しかし、吾一はかなり頑張ったのですねぇ。山で金でも掘ったのならともかく山仕事だけで富を得るとは。
このあと、灯台へは行きましたが残念ながらちょうど工事中の為立入りはできませんでした。
引用:
逢瀬の谷 ”悟れじの水”
昔この地に落人 大蔵之助とおやすの老夫婦が住みつき薪炭を造り自活の途を辿る。此処天然の湧水ありて其の水質味の良き味の良さを誇りとし、生涯をこの地に果てることを口にし仕事に従い居たり。
夫婦に一子娘あり。おはる美人にして山小町と呼ばれ、日毎両親の手助けをし時には糧の物交などに吉浦部落まで現れることあり。村人も薪拾い茅刈りなどに山に至り此のささやかな住居を訪ねることあり。大蔵之助又学問に長じ、村の若人たちに教えること厭わず。又た熱心な信仰者であり仏の訓に徹し村人達にも勧める。
娘おはるもいつしか村の吾一青年との交際が始まり、おはるも薪取りに外出すること度々、村の青年も茅刈りに山へ行く事度を重ねるに至る。
或る日、山の石陰に二人の密談の際に其の石の上に大天狗現れ其の勤労を讃え汝等の望みは必ず叶わすであろうと述べ立ち消えたりと云う。おはると吾一青年は天狗の言通り後日契り結ばれ、吾一は山の家に婿養子として迎えられ仕事の手助けをすることとなり青年の働き又常人に優る。数年にして富を得山を去り他へ移住したという。
一生を此処に果てる覚悟も富によって砕れ逢瀬の水と別れしも水は永遠に「悟れじの水」として今も流れつづけている。
恋路海岸の物語は悲恋でしたが、こちらの物語はハッピーエンドです。なかなか面白い。と思いながら読んでいました。しかし、吾一はかなり頑張ったのですねぇ。山で金でも掘ったのならともかく山仕事だけで富を得るとは。
このあと、灯台へは行きましたが残念ながらちょうど工事中の為立入りはできませんでした。
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