ソロツーリングと気ままな旅

兵庫県加古川の景勝地としても知られている闘竜灘です。ここは、加古川の流域で唯一奇岩などの岩(溶岩が固まったような感じ)が突如として現れる場所です。あまり期待せずに行ったのですが、その分意外と見応えがありました。岩の上とはいえ、橋なども設置されていて歩きやすくなっています。

この地域では1594年から加古川を使って上流の地域から米を下流の地域(高砂)まで運んでいましたが、この闘竜灘が立ちふさがり一旦荷の積み替えを余儀なくされていました。1873年(明治6年)掘割水路を設け米などの荷を積んでそのまま下流まで直接運べるようになりました。地元の人の話によると当時帰りは海産物を積んでロープで引っ張って戻ってきたらしいのです。人力だけだったのでしょうか。無論、当時は車などはなく、帰りは大変だったでしょうねぇ。因みにこの闘龍灘から高砂まで約31キロあります。