新潟県 蕎麦屋七右衛門
ここは、外海府ユースホステルを出発する際に教えてもらった店です。小木港の近くにある商店街の中にあります。店に入るとメニューがありません。あらっと思っているとほぼ一緒に入店したお客さんが、ここは蕎麦一択のみで何杯注文するかです。1杯では少ないので普通2杯~3杯注文するということでした。値段表(この時は税抜きで1杯800円だと思われます)はないので取り合えず2杯と注文するとなぜか3杯出てきました。まぁいいかぁとそのまま食べることにしました。
この歯ごたえは十割蕎麦ではと店主に尋ねるとそうだということでした。店主曰く今の時期の蕎麦は一番美味しくない蕎麦だそうです。今年の夏は暑過ぎて蕎麦がうまく育たずその蕎麦の実で作ったものだからだそうです。正直な店主ですね。これから新しい蕎麦の実が収穫されるとのことでタイミングが悪かったかもしれません。それでも美味しかったけどなぁ。ぺろりと3杯食べてしまいました。
店主が、昔からある店で店内を見てもいいってことで中を見せてもらいました。確かに天井も高く階段も歴史を感じる建物です。この辺りは金を運搬する場所で、遊郭などもあり栄えていた時期があったそうです。
この2日後小木港から直江津のフェリーに乗る為、この商店街で郵便局のATMを探していて、たまたま道を尋ねたら店主は覚えては居ませんでしたがこの店主でした。面白いものです。佐渡へ行ったときはまた立ち寄ってみたいと思います。
ここで客同士の話の中で吉永小百合が云々で宿根木へいったらいいよって教えてもらったのでこのあと行ってみることにしました。
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