新潟県 佐渡金山
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徳川幕府の財政を支えたという佐渡金山へ行ってみました。ここは、観光の名所で有名な場所です。江戸時代の採掘の様子を再現した「宗太夫抗」と明治時代に平成元年までの操業停止まで使用されていた「道遊抗」が公開されています。共通券もありますが、それぞれに入場料も設定されています。2つとも見た結果、強いて言えば江戸時代の「宗太夫抗」のほうが見応えがあったように思います。さすがに明治時代は機械化が進み通路も鉄で補強されています。ここはイミテーションではなく実際に金山がこの場所にあったそうです。
「道遊抗」の最後には「道遊の割戸」という山が2つに割れた絶景を見ることができます。なかなか見慣れない光景でした。調べてみると、このV字の部分にのみ鉱脈が集中していたことで、採掘がそこのみ行われこの特異な景観が形成されたようです。道遊の割戸の大きさは断面は約5.7m×3.3mの矩形で最終深度は352mにも及びます。 まるでシロアリが大木の一部を食いつくしているような感じですね。
また、土産物屋の2階に触れる金塊が設置してあり、30秒以内に取り出すことができるかチャレンジすることができます。私もチャレンジしましたが金塊が重いうえに持ち上げられても狭い窓口を通すのが難関でした。それでもすでに3千人という人が取り出しているとか。。。。すごい。
しかし、金というものに対して全世界の人間がその価値を認識している中、金そのものになんの価値があるのだろうかとふと考えたりします。
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