岩手県　東北ボランティア活動

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2012/10/6 7:37 投稿者: タツ (記事一覧) [ 7523hit ]

遠野市総合福祉センター(旧拠点)

体育館内(旧拠点)

２０１１年東日本大震災が発生したのを受け、個人でも参加できるボランティアはないものかと探したところ、「遠野まごころネット」なるものを発見し、この年の6月に夏休みを利用し参加しました。現在は施設も移動し、活動内容も変化していると思います。当時はボランティア活動中の現地写真撮影は禁じられていたので現地の様子は写真には納めていません。特にバスからの写真撮影はやめてくださいとのことでした。それほど当時は敏感なのだと思い掲載も見合わせていました。

ただ、１年以上経ち、今も多くの人が関わるこういう活動を支援するという意味で掲載するのもいいのではないかとも思い掲載することにしました。初めてのボランティアとしての自分は、短い夏休みを利用して行く為、往復に時間がかかり結局２日間のしかすることができず、全体から見ると取るに足らないものだったと思います。

もともと基地となる岩手県遠野市は内陸にあり、震災の影響は殆んど受けていないようで、後方支援としてここに人が集まり被災地にバスで出向きボランティア活動を行うというものです。もちろん、市内では普通に店舗営業しており、個人で行っても生活に困ることはありません。また、遠野の駅では夜になるとボランティアの人で賑わっているというような状況でした。

遠野市総合福祉センター(現在は拠点が移動)で受付を行うと隣接する体育館内で宿泊が可能です。寝袋があればOKです。館内には支援物資、ボランティアの活動状況の掲示があります。

朝、センターの前には続々と人が集まって来ます。ここから地区ごとにバスに乗り合わせボランティア活動へ行きます。

もともと遠野は河童で有名な場所で、静かな落ち着く場所なのだと思います。

居酒屋さんでこういうのがありました。

私はここからバスに乗り、岩手県大槌町まで出向き、ガレキの撤去作業でした。山を越えてからバスからの外の景色は津波により、一定のレベルより低い場所については、がらりと変り全て流されているという光景でした。ボランティアで作業した場所も海から１キロ以上は離れているにも関わらず被災しています。作業は朝２時間、昼から２時間程度だったように記憶しています。

作業中にこんな光景が。。。この地方では比較的よく見られるそうです。地震の前にも見たという噂も現地で聞きましたが、因果関係についてはどうかわかりません。