ソロツーリングと気ままな旅

この度、たまたま、身内の身体の調子が悪いので薬を取りに町医者まで行ってほしいとの依頼があり、かかりつけの医者に行くことになりました。行ってみると前日が休みだったせいかとても混雑していました。いつもの薬を出すとはいうものの医者に説明が必要で面会に1時間ほど待つことになりました。少し相談したいことはあったのですが、忙しくてそんな時間はとれないと察知しました。人気があるあるいは人が行きやすい町の病院というものはこんなものなのでしょうかと改めて考えさせられました。

さて、殆どの患者は、規定の診断を行いセオリー通りの処方を行うことで病気が治り、町医者としての職業が成り立っているように見えます。現代の医学は素晴らしいものです。ただし、たとえ検査結果から患者を診断したとしても既定の処方では治らず改善しないあるいは悪化するという例外が発生することがあります。これを誤診とするか、個体差とするかは判断が難しいところです。

この場合、町医者は大きな病院を紹介すれば良いわけですが、恐らく、この例外に経験と知識ですぐに対処できる町医者が腕の良い医者とされるのでしょう。しかし、よく考えてみれば、1時間以上待たされて診断は5分から10分程度、これで忙しい町医者に完璧な診断を求めること自体無理があるかもしれません。