明石の名称の起こり??

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021/7/1 5:57 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2447
兵庫県明石から15kmほど北にある神戸市西区の神出神社の境内に次のような説明看板がありました。
引用:
雌岡山(めっこさん)と雄岡山(おっこさん)
大きさも形も瓜二つの山で、その昔、遠くから眺めると子牛の角のように見えたことから、男牛、女牛と言われていたそうです。
神話によると、雄岡と雌岡は夫婦の神で男神雄岡が小豆島の美人神に惚れたことから、妻が止めるのも聞かず鹿に乗り、会いに行きました。その途中、淡路島の漁師に弓を撃たれ、男神と鹿は共に海に沈んでしまいました。すると、鹿は忽(たちま)ち赤い石になり、それが明石の名称の起こりとも言われています


非常に想像をかきたてる物語です。ポイントは猟師ではなく漁師に弓を撃たれたという点です。つまり、雄岡鹿の背に乗り明石を経て小豆島まで途中海を泳がせて行ったと想像されます。無論地形は現在とは異なっているでしょうが少なくとも陸続きにはなっていなかったと思われます。

ここで弓を撃たれた場所ですが、淡路島の北に鹿の瀬という浅くなった場所があります。位置的にもほぼ明石と小豆島を結ぶ直線上にあります。これを鹿の背と考えればなんとなく辻褄が合うような気がします。ここが弓で撃たれた場所ではと勝手に想像してしまいます。しかし、ここは明石からちょっと離れています。この場所を明石とするにはちょっと無理がありそうです。

あと、いくら漁師とは言え人が乗っていると確認できる鹿を弓で撃つということはまず有り得ません。鹿の負担も考えれば、実はこの男神雄岡は遠くから確認できないくらい小さな神だったのではないかとも想像されます。
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