明石大蔵海岸について

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008/5/20 7:27 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2447
この度明石大橋周辺の散策のページで大蔵海岸の紹介を紹介しましたが、以前に歩道橋の事故と砂浜の陥没事故が発生しています。どちらも幼い子供が犠牲になった大変悲惨な事故なのです。我々社会人としてこういう事故が2度と起こらないようにしないといけないと思うのは当然のことなのですが、大切なことは職種に限らず我々社会人一人一人が安全に対する意識を持つ事が必要なのではないでしょうか。

社会人は、生活するために色々な仕事をしています。人を雇う者、雇われる者が存在し、且つ封建的な体制で組織が成り立っています。しかし、どんな仕事であったとしてもその業務をするにあたって、一人一人が、ひょっとしたら誰かが怪我をするあるいは事故となるのではないかという問題意識を常に持つことが必要なのではないかと思うのです。一人一人がこういう意識を持って業務に携わる事こそが大きな事故を防ぐ手段の1つに繋がっていくのではないでしょうか。

そして、一人一人が少なくとも自分の業務の関係範囲で明らかに危険だと予測されるものについてはきちんと処理して行くという意識と決断を持つことが大切です。いくら封建的な体制とは言え、何も考えず盲目的に業務をこなすのは社会人として問題ではないのでしょうか。

業務をこなすにあたって、当たり前という言葉があります。いい意味に捉えれば「伝統」という意味に捉えられますが、これはある意味においては大変危険を野ざらしにする言葉だと思います。例えば、危険なことをずっと続けているとそれが当たり前になるのです。なにか事故が起こらない限り危険ではなくなってしまうのです。当たり前というのは良いか悪いかは別にしてただ単に長く続けているということだけなのです。つまり長く続ければ良いことであると誤解してしまう言葉なのです。


「知って行わざるは知らざるに同じ」
という貝原益軒の言葉があります。

私には「危険だと認識しているにもかかわらず何もしないということは社会人以前の問題」という意味に思えるのです。
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