職業としてみた国会議員

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2018/4/30 23:27
タツ  管理人   投稿数: 2447
国会議員という職業に焦点をあててみると、選挙結果に左右され非常に不安定なもので、ブランク、年齢等を考えると他の職種への再就職は難しい職業と思われます。ある意味、他に何の生活基盤もなければこの職業に執着する人が居ても不思議ではありません。

また、この職業を継続するためには選挙に当選することが不可欠であり有利に進めるためには

1.世間に自分をアピールすることが必要。(特にテレビメディアに露出すること等)
2.政治献金で選挙を有利に進める。
3.政党交付金の額が大きい大きな政党に所属すること。

という事などが考えられます。

この中で、特に2の政治献金で、一切受け取っていないというのであれば全く問題はありませんが、一般庶民から見て最も気になる点は、政治家がどこから政治献金を受けているかという事です。普通に考えれば政治献金を受ける以上、場合によっては自分の意にそぐわない発信をしなければならなくなることも考えられ、その場合、本来の国益というものから遠ざかってしまうのではないかと危惧されます。

さて、衆議院選挙(小選挙区)に立候補するためには費用が少なくとも約600万円が必要です。もし有効得票数の1割未満の得票であれば全て失うことになります。なんの後ろ盾もない一般サラリーマンレベルで気軽に立候補することは不可能です。従って、ある程度自分の生活基盤があり、日本の国益のために働くという強い意志と人望がある人以外はなるべきではない職業です。

しかし、今の国会議員(特に野党議員)を見ていると本当に国益ということを基準に動いているのだろうか? 自分の職業を維持する(選挙に当選すること)ためだけに動いているのではと疑問に思うことがあります。
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