横浜工作船資料館を見て思うこと

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2017/10/17 7:35 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2448
このほど横浜に行った際、海上保安庁の横に横浜工作船資料館があり入ってみました。横浜工作船資料館は平成13年12月22日に九州南西海域に不審船との交戦記録および船体を引き揚げ捜査した資料を公開しています。同船が北朝鮮の工作船であった疑いが濃いことが判明しました。

そもそもこの船の容疑は違法操業での取り締まりを行ったとのことで、外国船の領海侵入ではないようです。また、結果的には相手が発砲したことによる正当防衛であるということが基本で、憲法で定められたことを遵守しているということがわかります。結果的な容疑は海上保安官に対する殺人未遂罪等です。また、工作船の弾が貫通した跡を見ると見事に船尾と船首に限られています。つまり日本の巡視船は相手の人命を尊重したことが伺われます。

しかし、逆に日本が漁業操業で少しでも相手国が主張する国境近くの領海に
すこしでも侵入すると即座に命を狙われてしまいます。例えば以前北海道で2006年8月16日ロシア国境警備局の警備艇により追跡され、貝殻島付近で銃撃・拿捕され、乗組員1人が死亡する第31吉進丸事件、また、日本の領土とされている竹島においても韓国軍により日本人漁民が殺害されています。

一方日本への領海侵入に関しては非常に穏やかな対応をしています。上記の北朝鮮工作船も含め、例えば沖縄の尖閣諸島周辺に中国船が入っても威嚇すらすることはありません。記憶に新しいところで2010年日本の領海で日本の巡視船が中国の漁船に体当たりされても威嚇すらしていないという穏やかな対応です。戦争は絶対にしてはいけないことだと思いますが、少なくとも拉致も含め自国民をきっちり守れる体制にしてほしいと思うのは私だけでしょうか。
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