歴史観とは

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/7/14 2:59 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2447
歴史観とは個人の価値観と同じく押し付けるものでも押し付けられるものでもない、自分が納得して持つものです。もともと私は、あまり歴史というものには興味が無く、歴史の勉強というものは、年号と何があったのかを覚える事だと思っていました。

そもそも歴史というものは100%真実ではありません。あくまでも推察の域を超えることはないのです。例えば歴史上の有名人の人物像が専門家によって違うことがあるというのもその証拠でしょう。ある意味滑稽ですよね。会ったこともない人の人物像を色々と推察するっていうのは。もし、その時代の他人話から人物像が作られていたとしたら、それはとんでもない間違いをしているかもしれません。現在でもよくある話です。

歴史というものは事実として確率の高いもの、あるいは肩書のある専門家の意見であるというだけでそれがまるで事実のように人に教えられて行きます。しかし、与えられたものをそのまま鵜呑みにすることが歴史ではないのです。

具体的に、事実かどうか別にして、一度に何人もの人の話を聞き分けたとされている聖徳太子ですが、もし、事前に各々がそれぞれの立場から何を言おうとしているか分かっていたとしたら、それに応えたとしても不思議ではないのです。

歴史の専門家というのは無論いつの時代に何があったのかを良く知る人ということもあるでしょうが、なぜそうなったのかというその時々の時代背景、史実を元に筋道を立てて考えることができる人のことではないでしょうか。

また、1つの事象に対して色々な専門家の見解があって当然です。その中から自分が納得するものを選択すれば良いのです。結局の所、歴史の認識というものは個人の価値観であって、人に押し付けるものでもなく、自分が納得して持つものです。ただ100%の真実というものは有り得ないのです。
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