ソロツーリングと気ままな旅

宿泊場所は個人の志向があり、人によってはホテル、旅館でないと泊まれないという人、どんなところでも寝れさえすれば良いって思う人と色々です。それは、何を目的として宿泊するのかということでそれは大きく変わってきます。北海道では主要道路は整備も行き届いているので、都心のシティホテル、旅館等に宿泊してもそこから観光地まで少しくらい離れていても車であれば十分往復することが出来ます。

従って、上記のような宿泊施設を利用するのも良いのですが、直に地元の人達、あるいは同じような旅行をしている人との交流を楽しむのであれば、特に北海道には、「とほ宿」と言って特に一人旅にとっては大変有難い宿があります。その中にはイベントなどをして北海道を楽しめる宿もあり、宿泊してみればわかると思いますが、オーナーは北海道に魅せられた人たちが多く、その良さを旅人に知ってもらおうという意志がうかがえます。（もちろん同じようなスタイルでユースホステルもあります）

当然、その事は旅人にとって北海道を楽しむには最高の情報になり、さらに宿泊している人たちの同士の交流もあり、これらの交流を通してガイドブックには載っていないような場所などの情報を得る事もあります。ただし、基本的に男女別相部屋で安価で宿泊する事が出来ますが、個人で成り立っている場合が多く施設が十分ではないと言う事も確かです。

他にも主にバイクを利用した旅行者のための宿泊施設で「ライダーハウス」といって無料または格安で宿泊できる場所があります。同じようなスタイル（バイク）で旅行している人が集まるためお互い仲間意識を強く感じ、情報も豊富に収集することが出来ます。この施設に関しては採算ベースではなくオーナーが別に本業をしていて好意で運営していることが多く、ほとんどが雑魚寝で持参の寝袋で寝るケースが大半です。宿泊する時は、宿泊させてもらっているという気持ちが大切です。どちらかというとこういう施設は北海道独特の施設体系なのです。

また、キャンプ場なども安く設置することができ、同じような旅をしている人達との交流がなんといっても楽しいものです。