ソロツーリングと気ままな旅

先日、11/17の兵庫県知事選挙の一環で、明石駅で演説があるというので行ってみたら、通行もままならぬほどの人でいっぱいになっていました。今までにこのような光景は見たことがありません。殆どが斎藤氏の支援者ばかりで、斎藤コールが起こるなどその熱気は凄いものがありました。他にもYouTubeで配信されている映像を見れば同じような状況です。
一方、対抗する稲村氏のYouTubeで配信されている映像を演説を見るとその半分も集まってはいないようです。見る限り、熱気というものもあまり伝わってきません。稲村氏は組織票も掴んでいることから、何人かは組織から演説の聴衆要員として人数集めのために強制参加させられているかもしれません。

今の選挙制度では、選挙当選の可否はほぼ組織票によって左右されます。聴衆人数も含めこれだけの熱気に差があったとしても組織票によって決定されることになります。ただ、一般の人の投票率が高くなればなるほど組織票の影響力は弱くなります。

また、組織によっては投票したという証拠を求めるところもあるようです。もし、自分の意志とは違う人に人に投票しなければならない場合は指定された名前を書き撮影した後に２重線で消して新たに名前を書いても投票は成立します。さて、どのような結果になるか選挙結果を楽しみにしています。

しかし、１つ懸念されることは具体的な政策の賛否よりもどちらかというと元斎藤知事が貶められたという一点だけで多くの人が動いているという点です。選挙権を持つものとして政策内容を吟味することも必要ではないでしょうか。