共産主義思想の危険性

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なし 共産主義思想の危険性

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2024/10/16 19:23
タツ  管理人   投稿数: 2447
さて、理想とする共産主義(生産手段の社会的共有により、階級や搾取のない、万人の平等を目ざす、科学的な社会主義)を成立させるためには人間の感情を抑え込むための厳しい政策が不可欠です。なぜなら、労働をするにあたってもっとも厄介なものは人間の感情です。これが排除されない限り理想の共産主義は成立しないからです。従って、目的を達成するためには暴力も排除しないというのが思想の原点です。

そもそも共産主義を提唱したマルクスは裕福な家庭に生まれ、生涯に渡ってきちんとした労働経験がありませんでした。働いた経験のない人間が論文で万人の平等を目指す論文を書いたとしてもそれは机上の空論となります。そこには労働の中で最も厄介な人間の感情(悔しさ、妬み等)が考慮されていません。感情を持たない機械の部品であれば成立するでしょう。非常に大きな欠陥です。強いて言えばこのような体制で生活する人間全てが本当の幸福感を感じるわけがありません。

また、マルクスは共産主義という論文を糧として支援者を募り生涯に渡りほぼ(最後は金に困っていたらしい)優雅な暮らしをしていたとされています。さらには自宅の女性のお手伝いさんに手を出したとも言われています。日本では、確たる労働せずしてずっと優雅な暮らしをしている人は一般的ではありません。とても評価される人物ではありません。

理想の共産主義思想を実践する上で最も危険な行為は目的のためには暴力も排除しないという点です。この思想が原因で一般人が実際に犠牲になっています。中国(毛沢東によるもの5500万人)、ソ連(スターリンによるもの2000万人)、カンボジア(ポルポトによる200万人の死者)等、中でも人口比率から考えればカンボジアでは国民の4分の1の人が亡くなっています。まさにこれは共産主義思想によるテロ行為と言わざるを得ません。現実を見ずして理想を語るべきではありません。

日本でも学生が共産主義思想に傾倒した結果、1972年浅間山山荘事件など一般人にはとても理解できないような事件を引き起こしています。さらには国内に留まらず同じく1972年に日本赤軍によるイスラエルのテルアビブ空港乱射事件などを引き起こしています。これらのことからも分かるように共産主義思想というものは根本的に日本の社会には合わないものと思われます。

現在、共産主義の国であったソ連、東ドイツは崩壊し、共産主義思想を実践し成功している国は1つもありません。日本では思想・信条の自由が保障されています。しかし暴力は否定されているということを忘れてはなりません。
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