ソロツーリングと気ままな旅

地球温暖化に関し、現在の主流は遠い将来を見据えてCO2を削減し温暖化を防止するというのが目標です。しかし、これは産業革命の時代以降の一部の地域(ヨーロッパ)において温暖化しているということだと思います。あまりにも地域、期間において限定的なものです。これを持って地球すべての地域で温暖化しているのかという確証にはならないと思います。

これはある期間(産業革命以降の期間)に、ある地域(ヨーロッパ)が温暖化しているということであって、地球全体から考えれば一部だと考えるほうが正しい。ある意味、ヨーロッパが地球の中心で、温暖化しているから全世界にその方針に従えという傲慢な考え方にも見えます。

さて、過去4000年における地球の温度というグラフがあったのでこれについて考えてみました。ここにはグリーンランドの氷床コアの分析による気温変化となっています。ただし、地球全体かどうかは定かではありません。少なくともヨーロッパにおいては適合すると思われます。温暖化・海進・城館跡より

このグラフを見る限り全体として明らかに寒冷化の方向に向かっています。現状の温度上昇も過去に比べればそれほどではないのが分かります。現在、産業革命以降の温暖化の原因というものは学者によって豊富に語られることが多いのですが、これを見る限り、温暖化を唱える現存の科学者がいなくなってから寒冷化することも十分に考えられます。最も不思議なことは過去4000年間でそれぞれの気温変化局面においてなぜ寒冷化したかについて言及する学者がいないことです。

これらのことから考えれば、遠い将来のためにと現在CO2を削減する方向に向かって政策を行っていますが、全く逆の政策を行っているのではないかとも考えられます。そもそも単純に考えてCO2を減らせば植物は育たないでしょう。別の角度から考えれば地球というおおきな対象物にとって人類の政策というものは全く無意味なものかもしれません。