アル・アハリ病院爆破事件から見えるもの

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なし アル・アハリ病院爆破事件から見えるもの

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2024/3/6 19:16 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2447
2023年10月17日、ガザ地区のアル・アハリ病院爆破事件(ハマスはイスラエルに爆撃されたと主張し、イスラエルは爆撃ではないと主張した件)について、フランス軍事偵察局(10月18日)、日本の外務省(10月25日)がイスラエルの砲撃ではないと発表しています。つまり、ガザ地区(この病院の付近)から発射されたロケット弾がUターンして着弾した可能性が高いとされています。

その後、Human Rights Watchという団体が独自の調査を行い同様の結果を11月26日の約1か月遅れで発表しています。特に新しい事実もなく、この発表が1か月も遅れたのは徹底的に調べたという面もありますが、反面、イスラエルの関与を疑っていたのではないかとも考えらます。

というのも、
Human Rights Watchはイスラエルは今回のガザ攻撃の際に白リン弾(発煙弾として用いられるが焼夷弾として用いた場合人体に大きな影響を与えるもの)を使ったと断言していますが、イスラエル軍は声明で「ガザでの白リン使用に関してIDF(イスラエル国防軍)に対して行われた現在の非難は、明白な誤りである」と述べています。

また、Human Rights Watchは、過去、2017年に イスラエルが、この団体の批判的な報告に反発し、この組織のメンバーへの査証の発給停止をした経緯があり、特にイスラエルに対しての批判はもともと非常に厳しいものがあります。

さて、アル・アハリ病院爆破事件に関し、別の角度から見れば、
  1. ハマスによるイスラエルへの大規模なテロが行われた後も引き続きガザ地区からイスラエルに向かって継続してロケット弾を打ち込んでいた。
  2. そもそも海外からの支援で埋設された水道管から作ったロケット弾だけに不具合があってもおかしくない製品です。10月7日に5000発のロケット弾をガザ地区から打ち込んだ際、そのうち何発がUターンして密集したガザ地区に着弾しどのくらい一般パレスチナ人に被害があったのか。
と考えられます。

2の項目についてはガザの一般パレスチナ人に直接被害が及ぶものです。どれくらいの規模で被害が出たのか想像もつきません。こういう点から是非Human Rights Watchには時間をかけて詳細な調査を行ってほしいものです。

いずれにせよ、今回の紛争に関しての報告は、Human Rights Watchの表面的な主張よりも、さらに踏み込み実際に明らかになりつつあるUNウォッチの主張のほうがより核心をついています。
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