ソロツーリングと気ままな旅

この度、北海道へ旅行に行って感じたことは何処へ行っても外国人が非常に多いことです。多分北海道のどこへ行っても一緒ではないでしょうか。特に景観の良い所などは観光地化され団体で見に来るのでとても混雑しています。食べ物が美味しい店なども例外ではありません。一昔前と様相が変わってしまいました。 

今回、一昔前立ち寄ってメロンを買ったことがある福田メロン店に立ち寄りました。以前併設していた宿のことを尋ねると閉鎖したとのことでした。その時に「旅人はもういません」と言われた言葉がやたらと耳に残っています。 

さて、旅人って何だろうと考えた時に、私は自分の旅を通して人との関わり合いを大切にする人の事を指すのだと思います。つまり、今のように多くの人がインターネットなどで簡単に景観、グルメの情報を得て目的の場所への道も迷うことなく押しかけるような状況というのは、とても他人との関わり合いを大切にするという状況ではありません。この「旅人はもういません」というのはそういう意味かもしれません。

本当の意味での旅人とは単に景観、グルメを目的とするより何か自分が楽しめる目的を持って人と関わり合い、旅をする人のことではないでしょうか。私もできればいつか真の旅人として行ってみたい気がします。