全国地震動予測地図って本当に必要?

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なし 全国地震動予測地図って本当に必要?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2018/6/27 9:57 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2447
2018年版として発表された全国地震動予測地図が発表されていますが、これがどれだけ信用できるものなのでしょうか? 予期せぬ場所から地震が発生していることから現実性がなく無意味なものとなっているのではないでしょうか。 。


まず、発生確率の表示についても5色に色分けされています。そのうち6%までが3つの色に区分けされ、あとの2つは6%~26%、26%~100%となっています。つまり最後の色分けの確率幅が異様に大きいことから予測はできませんと言っているようなものです。

次に記憶に新しいところで、熊本地震、大阪北部地震の各震源地と全国地震動予測地図の比較をしてみました。熊本地震では震源地が微妙に確率が高い部分に入っているような感じはあますが、大阪北部の地震は確率が低い部分と考えられます。
■熊本地震 2014年度版全国地震動予測地図と熊本地震震源地


■大阪北部地震 2017年度版全国地震動予測地図と大阪北部地震震源地


因みに2018年版では30年以内に震度6以上の地震発生確率が千葉市で85%、横浜市の82%、水戸市の81%、根室市78% 高知市75%、徳島市73%、静岡市70%、釧路69%、津市64%と発表されています。しかし30年という間隔は予測としての間隔があまりにも長すぎ、毎年更新するのであれば、30年後にはどのように変わっているか想像もできません。

今やどこで地震が発生してもおかしくない状況において、こういうアバウトな予測に我々の税金を掛けるより、地震、災害が発生した場合、どうやって避難するか、どうやって被害を少なくするかという方法に税金を投入すべきです。
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