Re: ゴミ分別のエコについて考える
タツ
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今日、プラスチックと燃えるゴミの分別で、燃えるゴミとリサイクルに分別するのに莫大な費用がかかるだけでなく、分別したプラスチックの3割しか製品にできず、結局7割を再度燃やす羽目になるということが報道されていました。この報道が正しければ、いま各自治体で行われているゴミ分別は全く無意味なものとなります。ただ、年賀状のエコもそうですがこれはもう何年も前から指摘されてきたことで今に始まったことではありません。要するにゴミ分別してリサイクルすることが決してエコではないということです。
ゴミ分別することによって排出されるCO2という観点から考えれば、
・ゴミ分別する時点でエネルギーが必要でCO2を排出する
・プラスチックに製品化するため分別された原料を運搬するのにCO2を排出する
・プラスチックを製品化するためのエネルギーが必要でCO2を排出する
・製品化できなかったプラスチックのゴミ(全体の7割)を燃やすために運搬するのにCO2を排出する
ということで結局一度に処理するよりも、目に見えないところでCO2を排出することになり、明らかに分別せずすべてを燃やしたほうがエコになるのです。また、この無駄な作業の経費はすべて税金から賄われ、しかもエコどころか余計にCO2を排出する結果になっているのです。では、なぜ、止められないかというと、分別という作業をすることによってエコに貢献しているという市民レベルの勘違いが常識化されている(固定観念になっている)のが大きな1つの原因です。つまり自分は良いことをしているのだが実は真逆のことに貢献しているということに気づかないということなのです。
もし、エコを考えるならもっとこういう現実を素直に受け止めるべきだと思います。一体、何のための誰のためのゴミ分別かわからなくなってしまっています。現時点で最大のエコとはゴミをできるだけ出さないようにすることです。いつになれば分別がつくのだろうか。
ゴミ分別することによって排出されるCO2という観点から考えれば、
・ゴミ分別する時点でエネルギーが必要でCO2を排出する
・プラスチックに製品化するため分別された原料を運搬するのにCO2を排出する
・プラスチックを製品化するためのエネルギーが必要でCO2を排出する
・製品化できなかったプラスチックのゴミ(全体の7割)を燃やすために運搬するのにCO2を排出する
ということで結局一度に処理するよりも、目に見えないところでCO2を排出することになり、明らかに分別せずすべてを燃やしたほうがエコになるのです。また、この無駄な作業の経費はすべて税金から賄われ、しかもエコどころか余計にCO2を排出する結果になっているのです。では、なぜ、止められないかというと、分別という作業をすることによってエコに貢献しているという市民レベルの勘違いが常識化されている(固定観念になっている)のが大きな1つの原因です。つまり自分は良いことをしているのだが実は真逆のことに貢献しているということに気づかないということなのです。
もし、エコを考えるならもっとこういう現実を素直に受け止めるべきだと思います。一体、何のための誰のためのゴミ分別かわからなくなってしまっています。現時点で最大のエコとはゴミをできるだけ出さないようにすることです。いつになれば分別がつくのだろうか。
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