人種差別を描いた映画「ベル」

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なし 人種差別を描いた映画「ベル」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014/12/15 16:14 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2447
この度、国際線で長い時間を過ごすことになり、たまたま機内ムービーで日本語があり、「ベル」という映画を見て印象的だったので記録しておきます。まだ日本では公開されていないかも。。。

映画の内容は、時は1800年頃まだ奴隷制度が存在していた時のこと、黒人の女の子が大富豪に引き取られ、当時の伯爵家のしきたり、人種差別、跡継ぎ問題、ゾング号事件(黒人奴隷を船から生きたまま投げ捨て、積み荷の損失として保険金請求が認められるかの裁判)などを絡めた作品です。

この作品がフィクションかノンフィクションかわからないのですが、事実、このゾング号事件で奴隷制度に対する厳しい判決が下され、1807年にイギリスで廃止されています。

因みに日本では豊臣秀吉が1587年に奴隷制度の全廃を命じています。これは当時、キリスト教布教と同時に商人が国内に入りこみ貧困層の農民の人身売買を始めたからという説もあります。もともと豊臣秀吉も農民の出身であるが故、この辺りは厳しく対応したものと思われます。当時、日本では身分制度があったものの、人間としてそういう基本的な部分は守られていたのかも知れません。

キリスト教の中にはキリスト教信者以外は人にあらずという教えがある宗派もあるようです。とすれば信者以外家畜のように売買しても構わないという論理が成り立ちます。豊臣秀吉がキリスト教を弾圧したのもこういう背景があったからかも知れません。

ヨーロッパでの奴隷制度の廃止は1800年頃からです。そう遠くない昔です。奴隷廃止となり、平等だと言われても人々の意識は急には変えることができないようです。未だに自分の人種が世界で最も優れているという愚かな考えを潜在意識の中に持っている人がまだまだいるのかも知れません。

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