ソロツーリングと気ままな旅

もともとXOOPSサイトの文字コードはEUC-JPです。このサイトもしかりEUC-JPで構築していました。しかし、いま主流はGoogleMap等も含め文字コードはUTF-8に変わりつつあります。

いままで文字コードを変更しなかったのは特に問題なく運営していたこともありますが、UTF-8に変更することによって記事が文字化けしてしまうのではないかという不安があったからです。ところが、とくにテーマのテンプレートなどはこれからUTF-8で構築される可能性があり、これからのことを見据えて変更することにしました。

UTF-8に変更したサイトの方法などを見ていると、データベースから変更するような類の記事も掲載されています。これは無理かもと思いつつ、取りあえず、ローカル環境で変更をかけてみた所、データベースはそのままで、他、一部の修正で意外と簡単に変更できそうなので踏み切ることにしました。備忘録として記事を掲載します。

環境
XC Legacyバージョン : XOOPS Cube Legacy 2.2
PHPバージョン : 5.2.5
MySQLのバージョン : 5.1.11

使用モジュール
Gnavi
pico
d3forum
d3pipe
その他

手順
1.XOOPS Cube Legacy 2.2のパッケージ内にあるextras/extra_languages/ja_utf8フォルダ内のファイルをhtml内の所定個所にコピーする。

2.管理メニュー→互換モジュール→全般設定にて、使用言語をja_utf8を選択し設定しなおす。

3.文字化けが発生したモジュールを対処する
・問合せ(inquiry)
html/modules/inquiry/templateフォルダ内の以下のファイルの文字エンコードをUTF-8Nで保存する
(inquiry_form.html,inquiry_preview.html,inquiry_resmail.html)

・テーマ
html/theme/利用しているテーマフォルダ内のtheme.htmlの文字エンコードをUTF-8Nで保存する
dopetrope,dopetrope_top

・d3pipeモジュール
RSSを取得し、表示するときにEUCに変換しているために文字化けが発生していたので、パイプ管理にてEUCに変換している行程をそれぞれ削除すれば正常に表示された。

・NONEモジュール
page.phpの文字エンコードをUTF-8Nで保存する。

最後に一部入力していない場所に文字化けのようなものが表示されたので、管理メニュー→altsys→テンプレートの高度な操作にて「テンプレートキャッシュを通常状態に戻す」、「コンパイル済みテンプレートキャッシュを削除する」の操作にて削除されました。

また、これは文字コード変更前から発生していたのかも知れませんが、d3forumにて一部記事表示にバグが発生していたので、取りあえず管理画面より「冗長情報の同期」を実行したら今のところ消えているようです。