ホーキング博士と宗教

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なし ホーキング博士と宗教

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011/10/2 7:38 | 最終変更
タツ  管理人   投稿数: 2447
宗教の概念
はじめに、私は特定の宗教に傾倒しているというわけではありません。私的な宗教の概念というものは
1.生存時?どうやって生きていくべきか、自分の生きる価値を導くこと、
2.死ぬ時?死後の世界はこうなのですよと説き、死ぬであろう人の心の平安を得るためのもの。
3.死後 ?祀り

死後の世界とは
死後の世界というものがあるとしても現世の人間がそれを知るわけがないと思っています。仮に、知っているという人が居るとしましょう。その人は現世での世界中全ての真実を知ってるのでしょうか。それは考えられない。つまり、どこまで知っているのかと言うと、あくまでも小さな自分の世界観から見たもの、つまり狭い範囲、一面からしか見ていないということなのです。現世の真実も分らない人間が死後の世界を語るなかれ。

イギリスの物理学者にスティーヴン・ウィリアム・ホーキング(Stephen William Hawking、1942年1月8日 )博士という人がいます。数々の賞を受賞し世界的にも物理学の分野での権威です。博士は21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の神経疾患で余命数年と診断され、「車椅子の物理学者」とも言われています。

博士は次のようなことを言っています。「脳はコンピューターのようなもの。部品が壊れれば動作しなくなる。壊れたコンピューターには天国も来世もない。天国は、暗闇を恐れる人間のための架空の世界だよ」あるいは「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話だ」

これは、自分が子供のころから教えられてきた常識(先入観)と全く違っているという人にとっては到底受け入れないことだと思います。しかし、実際、博士自身が常に病気に直面し死を覚悟して生きてきただけに、かなり説得力のある話だと感じます。ホーキング博士が言うように、確かに死後の世界というものは、現世の人間が作り出した想像の世界なのかも知れない。

また、そうであれば、死後の祀りというもの自体には何の意味も無くなることになってしまいます。意味があるとすれば、それは今生きている人の為のもので、実際、親戚という人との関わり合いを定期的に作りだすきっかけであり、生き方、生きていく意味を再確認することに大きな意味があるのだと思います。

さらに、ホーキング博士は人々はどのように生きるべきかとの問いに対し、博士は「自らの行動の価値を最大化するため努力すべき」と答えた。これは難しい言葉です。どういう風に理解すれば良いのやら。。。。。英語の訳と言うのはニワンスが違うのでなんとも。。。。解釈によっては色々な意味に受け取ることができるでしょうが、自分の生きる価値を見い出しなさい。もっと楽しめるような人生にしなさいということでしょうか。そう解釈することにしました。
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