伊弉諾神社
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日本書紀では伊弉諾と伊弉冉が国土を作るべく混沌とした海を別天津神たちから授かった矛でかき混ぜ、その矛先からから滴り落ち積もったものが島となり、最初にできたのが淤能碁呂島(おのごろじま、現在の淡路島)とされています。そこからさらに現在の日本国が形成されたとされています。
科学が発達した今ではこれを信じる人はほとんどいないでしょう。ギリシャ神話も同じような種の逸話がありますが、それはそれでおとぎ話風ロマンとして面白いのではないでしょうか。現代風に説明するならば、昔、海中で大規模な火山爆発があり、火山が海上に隆起し雨で固められ土地ができた。その最初の土地が淡路島だったとした方が現実的ですねぇ。
さて、日本の元となる淡路島にはこの国生みを実行した伊弉諾を祀った神社として伊弉諾神宮があります。ところが明石にもこの伊弉諾神社が存在し、伊弉諾大神を祀っています。相殿神は須佐之男大神となっています。淡路島ほど大きなものではないのですが、海に近い場所にあり庶民的な雰囲気があります。またこの近くには明石焼きの店「今中」がありセットで観光するのもいいのではないでしょうか。
( 明石駅前観光 )
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