ソロツーリングと気ままな旅

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ここは江戸時代に関所として機能していたものを復元したものです。高台の建物からは芦ノ湖を見渡すことができ、なるほど、ここから監視していたのですねぇ。

以下箱根関所のホームページを要約すると
もともと江戸時代の初期では幕府に対する謀反が起こらないように、大名の奥方を人質として江戸に住まわせていたのです。その人質が国元に逃げ帰ることを避けるために関所が設けられたのです。
また、大量の武器が無断で江戸へ持ち込まれないようにすることも関所の役目です。

従って、江戸から出る女性に対しては「出女」と呼ばれ、関所通行手形（女通行手形）が必要で、厳しい吟味が行われました。この女性を取り調べるのに、「人見女」あるいは「改め婆」などとも呼ばれ、女の役人を雇っていました。恐ろしげなお婆さんの場合が多く、近辺に住み、代々世襲でこれらの役に付いていたのです。

男性にはそれほど厳しくはなく、男性の通行手形の場合大家や名主という身近な人が発行したものでよく、旅籠屋の主人に金を出して書いてもらうものなどもありました。もし、関所破りをすると磔（はりつけ）の刑とされて実際に処刑されたようです。そんな時代背景があったのかと、今の時代から考えられない制限です。

 

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