ソロツーリングと気ままな旅

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一度行ってみたいと思った島、徳島県 出羽島です。牟岐港発8時20分の連絡船に乗るため、宿（パビリオンサーフ）を出発。バイクで約20分位と聞いて途中コンビニに寄って珈琲を飲んで余裕をかましているとギリギリ出港の5分前になってしまいました。一日6便しかないので遅れるとかなり待たないといけなくなってしまいます。


出羽島（てばじま）は周囲4㎞、島民が約70名の小さな島です。その内、小さな子供は現在3人しかいないとのことです。主な産業は漁業で町並みは高波対策で高い防波堤で囲われています。


島内マップです。


町並み
ここに到着し町の中を散策するとなんとなく違和感を感じます。静かすぎる。そうなんです、ここの島には1台も車がないのです。なるほど、宿で尋ねた情報では時間が止まった感じがするって言ってたのがこの事なんですね。それで物を運ぶのに車がないから台車を置いている家が多いんですね。また、廃校となった小学校体育館と広場はヘリポート、避難所として活用されているようです。体育館の横には輝け12の瞳という石碑があり印象的でした。


町並みを保存するためできる限り元の通り修理しているという民家です。閉まった時と空いた時の写真です。修理中の業者さんに見せてもらいました。業者さんによるとどこも同じ様式で建てられているので当時建てた大工さんは同一の大工さんだったのではないかとのことでした。


遊歩道
島内には灯台に通じる遊歩道が3つ（東廻り、中央、西廻り）設置されています。何の情報も持たない私は東廻りの遊歩道を灯台に向かって登りましたが途中道がなくなってしまい道なき道を下って行くと整備された道が見えたのでどうにか灯台に辿り着くことができました。後で聞くと台風で遊歩道が崩れて通行止めになっていたそうです。確かに途中木が倒れていたりしてました。途中の景観は東廻りが一番良かったと思います。あとの中央、西廻りはOKです。西廻りの途中には国指定天然記念物シラタマモが生息する大池があります。



出羽神社跡
西廻りの遊歩道スタート地点に長い階段があったので尋ねてみると高台に出羽神社があったらしい。今は漁港の近くに移動したらしい。登ってみると景色もなかなかのものこの場所もゆったりできていいかも。


食事
8時40分から歩き回ってもほぼ12時20分の牟岐港行きには乗れそうです。島内の飲食店はないと聞いていたのでなければ、牟岐港に戻ってからでもと思っていたらたまたま出和島港近くに1コインの定食店が開いていました。以下の写真にごはん、みそ汁がついて500円。美味しいわ。ここは何という店なんですか? と尋ねたら「ごはんや???」あとでガイドブックを見ると古民家を改修した施設「波止の家」となっています。金曜日と日曜日に開けているとのことでちょうど開店しててラッキーでした。暖簾が上がっていると開店のようです。


 

 

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