広島県 西条酒祭り
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今年は10月11日(土),12日(日)の2日間の日程で広島西条の日本酒祭りが行われました。台風が近づいていることもあり、2日目は怪しい天気でしたが台風の影響もなく無事予定通りでした。初日はJRで広島駅から朝9時45分頃会場の西条駅に到着しましたが、都会の通勤ラッシュとほぼ同じくらいの混雑ぶりでした。臨時列車も広島駅から出ていました。
さて、酒祭りと言えば何と言ってもメインは日本酒を試飲することです。この試飲が可能な会場は大きく分けて2つあります。全国各地の日本酒を取り扱う「酒広場」と地元で日本酒を取り扱う「酒蔵イベント」です。以下、参加して思ったことなど次回参加に向け書き記しておきたいと思います。
■酒広場(全国各地の日本酒)
全国の酒蔵の酒が試飲できます。ただし、開場時の列が半端ではない。初日開場の10時前に行くと長蛇の列(会場から南の大通りを抜けて1周するような列です。約500mはあると思います)になっていて、この日はもう無理と思い、2日目に入場することにしました。そして2日目、朝7時前に会場に着くとすでに徹夜組10人以上の列ができていてテンションの高さにビックリ。 10時に入場の際、猪口(ちょこ)と全国銘酒出品目録を受け取ります。入場後、会場内にはある程度テーブルと椅子が用意されていますのでまずは場所確保が必要です。その後、全国銘酒出品目録(約1000種)から銘柄を番号で選び、地方別の所定のブースへ行き番号で注文します。注文するとそれぞれ番号の付いた750mlの瓶から直接注いでくれます。食べ物などはポイント券を現金で購入し、この券を使って購入する形になります。
<気がついたこと>
・高い酒はすぐに品切れになる 全国の純米大吟醸、大吟醸など一般的に高いと思われるお酒は早い者順のためすぐになくなってしまう傾向にあります。特に有名な銘柄だと開場後何分かで無くなっていました。特に銘柄にこだわらなければ昼からでも残っているので並ばずにゆったり飲めるのではないかと思います。右側の写真はは1日目16時ごろの品切れ状況です。
・前の日から体調を整えておく。 酒を美味しく飲むには体調を整えておく必要があります。体調を考えるとお酒に強い人でもこのイベントには徹夜で並ぶべきではないと思います。徹夜で並んでいたと思われる人が1時間ほどでほとんど歩行不能になってましたねぇ。代理で並ぶ場合はこの限りではありません。
・升を用意しておく 入場の際渡された猪口を升に入れて注いでもらっている人がいました。これは正解だと思います。運ぶ時にもこぼれる心配はないし、また、こぼれても大丈夫という意識があり、注ぐ人もそれなりに注いでくれます。
・シートを用意しておくと便利 入場してテーブルを確保できない場合シートがあれば空いている場所に座ることができるので便利です。また、早くから開場前に並ぶ時にも役に立ちます。
・銘柄を調べて狙いを定めておく 一日場内に居ても全国のお酒を全て網羅することはできないので、事前に銘柄を調べて狙いを定めておくことが望ましいと思います。全国銘酒出品目録を事前に入手できないのが残念です。時間があれば会場入口周辺に銘柄の一覧表を表示しているのでそれを見て決定するのもいいと思います。
・前売り券を事前に購入しておく この会場の入場券はコンビニなどでイベント開催の前日まで売っているので購入しておいた方が入場時スムーズです。前売り券は1600円で当日券より500円安く買う事ができます。
■酒蔵イベント(地元の日本酒)
西条酒造協会の8つの蔵元が試飲会とイベントをしています。試飲に関しては無料試飲もありますが、殆どが100円~500円の有料試飲です。主流は200円~300円。蔵の建物を見学しながら歩いているとここも結構楽しい。いつのまにか結局、場所が離れていた「山陽鶴」以外は全部回っていたみたいです。ここで飲みすぎなのか朝から道端ですでに寝転んでいる人がちらほらと。せっかく来てるのに朝から倒れていたんじゃ。。これからなのに楽しさも半減ですやん。
ということで、この場所は真っ赤な顔をしているぐらいは周りが飲んでいる人ばかりなので全然気になりません。普段寡黙な人もオープンに喋れる雰囲気です。私は1人で行ったのですがいつの間にかそこで知り合った人達と一緒に蔵周りしていました。その中の一人が蔵に関して良く知っている人で蔵の説明つきでしたね。多分団体で行くと非常に楽しい場所だと思います。私から言わせれば「酒のディズニーリゾート」のようなものです。
■番外編
1日目、地元の賀茂泉酒造で、列があり、最後尾の看板を持った人が居たので聞いてみた。何のイベントですか?「高橋名人のそば打ち実演販売です」どれくらいの待ち時間?「1時間半~2時間です」知らないけど取りあえず並んでいると丁度後ろに地元家族連れの人が居て聞いてみるとかなり地元では有名らしい。実際食べてみると硬めのそばで美味しい。硬い食感で思い出したのが山梨県の河口湖から北に行った「右楽」のそばに似ているような気がする。でも出汁とそば湯は「右楽」の方が私の口に合っている。
2日目、朝早くから酒広場の列に並んだ際、周りは皆シート持参でした。私はなにも持っていなかったので、トイレのついでに近くのイベント会場なら座るための段ボールぐらいはあるだろうと思い探しに行く途中、昨日企業ブースに居たレースクイーン?が前を歩いていたので「おはようございます」と挨拶をしました。そしてトイレと段ボールを探し終わった帰ろうとした時、また偶然同じ場所を彼女が歩いていたのです。再度「おはようございます」と声をかけると飲んでた水を噴き出していました。 せっかくなので写真を写していいですか?とカメラを取り出すと反射的にポーズを取ります。さすが、レースクイーン。顔を覚えているから企業ブースにまた来てくださいとのことだったので、時間もあることだし午後から会場へ行きました。会場入口付近でライブしていたのでしばらく聞いていました。良い声してるしめちゃうまい、ボーカルの女性はオペラ歌手だったそうです。そのあと営業中の彼女を写真に収めたのがこれです。パンフレットを見ると矢野愛菜さんとなっています。さすがモデルだけに自分が綺麗に写るポーズを知っていますね。
■西条酒祭り酒乱別、一日を楽しむ攻略法
どうしても予定が取れず、いずれかの1日しか参加できない場合、酒の強さに応じてイベントを満喫できる方法を考えてみました。
・酒に強く、全国の美味しいと思われる酒が飲みたい人の場合
酒広場に朝早くから並び狙いを定めて飲み、その後酒蔵イベントに参加するのがベストと思われます。
・酒に強く、銘柄にこだわらず酒が飲めれば良しという人の場合
朝は酒蔵イベントに参加し、昼から酒広場に行けば品切れ銘柄が多くなっていますが、並ばずに入場できそうです。
・酒に弱い人の場合
酒広場か、酒蔵イベントのどちらかに絞って試飲に周るのが良さそうです。
参考
2014酒祭り会場イベントスケジュール 酒祭り会場案内図
さて、酒祭りと言えば何と言ってもメインは日本酒を試飲することです。この試飲が可能な会場は大きく分けて2つあります。全国各地の日本酒を取り扱う「酒広場」と地元で日本酒を取り扱う「酒蔵イベント」です。以下、参加して思ったことなど次回参加に向け書き記しておきたいと思います。
■酒広場(全国各地の日本酒)
全国の酒蔵の酒が試飲できます。ただし、開場時の列が半端ではない。初日開場の10時前に行くと長蛇の列(会場から南の大通りを抜けて1周するような列です。約500mはあると思います)になっていて、この日はもう無理と思い、2日目に入場することにしました。そして2日目、朝7時前に会場に着くとすでに徹夜組10人以上の列ができていてテンションの高さにビックリ。 10時に入場の際、猪口(ちょこ)と全国銘酒出品目録を受け取ります。入場後、会場内にはある程度テーブルと椅子が用意されていますのでまずは場所確保が必要です。その後、全国銘酒出品目録(約1000種)から銘柄を番号で選び、地方別の所定のブースへ行き番号で注文します。注文するとそれぞれ番号の付いた750mlの瓶から直接注いでくれます。食べ物などはポイント券を現金で購入し、この券を使って購入する形になります。
<気がついたこと>
・高い酒はすぐに品切れになる 全国の純米大吟醸、大吟醸など一般的に高いと思われるお酒は早い者順のためすぐになくなってしまう傾向にあります。特に有名な銘柄だと開場後何分かで無くなっていました。特に銘柄にこだわらなければ昼からでも残っているので並ばずにゆったり飲めるのではないかと思います。右側の写真はは1日目16時ごろの品切れ状況です。
・前の日から体調を整えておく。 酒を美味しく飲むには体調を整えておく必要があります。体調を考えるとお酒に強い人でもこのイベントには徹夜で並ぶべきではないと思います。徹夜で並んでいたと思われる人が1時間ほどでほとんど歩行不能になってましたねぇ。代理で並ぶ場合はこの限りではありません。
・升を用意しておく 入場の際渡された猪口を升に入れて注いでもらっている人がいました。これは正解だと思います。運ぶ時にもこぼれる心配はないし、また、こぼれても大丈夫という意識があり、注ぐ人もそれなりに注いでくれます。
・シートを用意しておくと便利 入場してテーブルを確保できない場合シートがあれば空いている場所に座ることができるので便利です。また、早くから開場前に並ぶ時にも役に立ちます。
・銘柄を調べて狙いを定めておく 一日場内に居ても全国のお酒を全て網羅することはできないので、事前に銘柄を調べて狙いを定めておくことが望ましいと思います。全国銘酒出品目録を事前に入手できないのが残念です。時間があれば会場入口周辺に銘柄の一覧表を表示しているのでそれを見て決定するのもいいと思います。
・前売り券を事前に購入しておく この会場の入場券はコンビニなどでイベント開催の前日まで売っているので購入しておいた方が入場時スムーズです。前売り券は1600円で当日券より500円安く買う事ができます。
■酒蔵イベント(地元の日本酒)
西条酒造協会の8つの蔵元が試飲会とイベントをしています。試飲に関しては無料試飲もありますが、殆どが100円~500円の有料試飲です。主流は200円~300円。蔵の建物を見学しながら歩いているとここも結構楽しい。いつのまにか結局、場所が離れていた「山陽鶴」以外は全部回っていたみたいです。ここで飲みすぎなのか朝から道端ですでに寝転んでいる人がちらほらと。せっかく来てるのに朝から倒れていたんじゃ。。これからなのに楽しさも半減ですやん。
ということで、この場所は真っ赤な顔をしているぐらいは周りが飲んでいる人ばかりなので全然気になりません。普段寡黙な人もオープンに喋れる雰囲気です。私は1人で行ったのですがいつの間にかそこで知り合った人達と一緒に蔵周りしていました。その中の一人が蔵に関して良く知っている人で蔵の説明つきでしたね。多分団体で行くと非常に楽しい場所だと思います。私から言わせれば「酒のディズニーリゾート」のようなものです。
■番外編
1日目、地元の賀茂泉酒造で、列があり、最後尾の看板を持った人が居たので聞いてみた。何のイベントですか?「高橋名人のそば打ち実演販売です」どれくらいの待ち時間?「1時間半~2時間です」知らないけど取りあえず並んでいると丁度後ろに地元家族連れの人が居て聞いてみるとかなり地元では有名らしい。実際食べてみると硬めのそばで美味しい。硬い食感で思い出したのが山梨県の河口湖から北に行った「右楽」のそばに似ているような気がする。でも出汁とそば湯は「右楽」の方が私の口に合っている。
2日目、朝早くから酒広場の列に並んだ際、周りは皆シート持参でした。私はなにも持っていなかったので、トイレのついでに近くのイベント会場なら座るための段ボールぐらいはあるだろうと思い探しに行く途中、昨日企業ブースに居たレースクイーン?が前を歩いていたので「おはようございます」と挨拶をしました。そしてトイレと段ボールを探し終わった帰ろうとした時、また偶然同じ場所を彼女が歩いていたのです。再度「おはようございます」と声をかけると飲んでた水を噴き出していました。 せっかくなので写真を写していいですか?とカメラを取り出すと反射的にポーズを取ります。さすが、レースクイーン。顔を覚えているから企業ブースにまた来てくださいとのことだったので、時間もあることだし午後から会場へ行きました。会場入口付近でライブしていたのでしばらく聞いていました。良い声してるしめちゃうまい、ボーカルの女性はオペラ歌手だったそうです。そのあと営業中の彼女を写真に収めたのがこれです。パンフレットを見ると矢野愛菜さんとなっています。さすがモデルだけに自分が綺麗に写るポーズを知っていますね。
■西条酒祭り酒乱別、一日を楽しむ攻略法
どうしても予定が取れず、いずれかの1日しか参加できない場合、酒の強さに応じてイベントを満喫できる方法を考えてみました。
・酒に強く、全国の美味しいと思われる酒が飲みたい人の場合
酒広場に朝早くから並び狙いを定めて飲み、その後酒蔵イベントに参加するのがベストと思われます。
・酒に強く、銘柄にこだわらず酒が飲めれば良しという人の場合
朝は酒蔵イベントに参加し、昼から酒広場に行けば品切れ銘柄が多くなっていますが、並ばずに入場できそうです。
・酒に弱い人の場合
酒広場か、酒蔵イベントのどちらかに絞って試飲に周るのが良さそうです。
参考
2014酒祭り会場イベントスケジュール 酒祭り会場案内図
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