陳景蘭洋楼(台湾)
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さて、金門模範街を後にして次に陳景蘭洋楼まで連れて行ってもらいました。ここ金門島で洋館が多く見られるのは、島には漁業以外の仕事がなかったため、外地へ出稼ぎに行きそこで成功した人が富と外地の建築技術等を島へ持ち帰り、島へ戻った時には最初に外地の技術とともに家を建てたからだそうです。この洋館もその1つで金門島でも一番大きな洋館のようです。1921年書かれていることからこの年に完成されたものと思われます。また、出稼ぎから戻った人達が家を建てた後、教育に力を入れていたことも共通しています。外地での経験で教育が大切だということを実感したのかもしれません。
実際、この洋館も小学校として実際に利用されていたようです。確かに部屋もそれなりにあり大きな館です。海が見える上階からの眺めも良く、館内には当時のものも展示されています。この地元からも3人の医師が育ったようです。
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