コリアデルリオ(スペイン)
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ポルトガル ポルトから夜行バスに乗り、明け方にスペイン南部の街セビリアに到着しました。この街に来た理由の一つはスペインのアルヘシラスからモロッコまで船で行くまでの中継地になる。もう一つはこのセビリアから約20km離れた町コリアデルリオに行きたかったからです。
ずっと昔に本か何かで読んで知った事だけど、このコリアデルリオというには侍の子孫がたくさん住んでいるらしい。というのも今から400年前に仙台藩の伊達政宗の命令で支倉常長(はせくら つねなが)が180人の侍軍団を引き連れて、スペイン国王とローマ法王に会うために欧州へやってきたとき、この街に長期滞在しました。その後、支倉常長一行が日本へ帰ったけど、一部の侍はこの町に残ったそうです。
この地方では生まれ故郷の地名を苗字として使用するらしく、実際Japonという名前が大勢いて彼らは自分達が侍の子孫だと自覚しているそうです。そんな情報を耳にしてから、世界一周する時に絶対訪れようと思っていました。とりあえず早朝にホテルへ到着したので、荷物だけ置いてバスターミナルへ戻った。すると、ちょうどコリアデルリオ行きと書かれたローカルバスが停まっていました。
どうやら終点がコリアデルリオらしいので乗車。そこから走ること約一時間、終点とは思えないような入り組んだローカルな公園の前でバスが停車してバスの運転手がここで降りろと言う。勿論、観光客は皆無。ここが本当にコリアデルリオなのかもわからないけど、とりあえず町をぶらついてみました。
目的地は侍の銅像があるという公園。でもどこにあるのか全くわからない。ふらふらと歩いていると、こんなTシャツが売られているお店を発見。ここがコリアデルリオで間違いない事もわかり、メインロードを歩いてみた。日本でいう地方の下町のような所です。
途中でみつけた生ハム屋で安い生ハムを買って食べたけど、なかなか美味かった。この生ハム屋に買い物に来ていた地元のおばさんが少しだけ英語を話せたので侍の銅像はどこにあるか聞くと「あなた達、ハポネス(スペイン語で日本人)?!」と、よくこんな所までやって来たなと言う感じで驚かれた。そして大体の場所を教えてもらい、その方向に歩いていくと、少し栄えた所にやってきました。
さらに行き先がわからなくなり、近くで散歩していたおじいちゃん二人組に携帯で保存していた侍画像を見せて、侍はどこかと聞くと、一人のおじいさんが「君たちハポネスか?!私はハポン(Japon)だ。」と言いました。偶然にも第一ハポンさんを発見!!本当に『日本』さんがいました。写真の方がそのハポンさんです。どう見てもスペイン人だ!と思ったけど、侍の血が流れているといっても400年も前にやって来た人の子孫なので、顔がもろ欧米なのは当然か。
そのハポンさんに銅像の場所を教えてもらい、その方向へ歩いて行くと次は市役所を発見。日の丸が上がってる!しかも日本語。どうやら一昨年、日本の皇太子様がこの地を訪れたそう。中へ入ると、係員が「ハポネスか?侍の場所ならここだ。」と地図を渡してくれました。その地図を頼りに川沿いにある公園に辿り着き、ついに発見!確かに侍!支倉常長の銅像です。1992年に宮城県から贈呈されたものらしい。しかもその横には皇太子様が植えた桜の木がありました。
この銅像と植木を見て大満足しながら到着した時のバス停へ向かいました。商店街には侍の旗。日本人なんて滅多に来ないはずなのに日本語がちらほら。道に迷いながら歩いていると高級住宅街へ入り込んでしまった。家が一軒一軒お洒落なので覗き込んでいると、いかにもお金持ちそうな老夫婦が僕らの方へやってきて、中を見て行くかと聞いてくださったので見学させてもらうことに。絵に描くようなお洒落な南欧らしい家屋でした。
日本に帰ったら写真を送ってくれと言われ、住所交換。外国人とFacebookでもなく、メールアドレスでもなく、住所交換するとか初めて!笑 その住宅街のすぐ近くにある教会の前から見た街並み。お洒落で活気のあるローカルなこの町がとても好きになりました。
ずっと昔に本か何かで読んで知った事だけど、このコリアデルリオというには侍の子孫がたくさん住んでいるらしい。というのも今から400年前に仙台藩の伊達政宗の命令で支倉常長(はせくら つねなが)が180人の侍軍団を引き連れて、スペイン国王とローマ法王に会うために欧州へやってきたとき、この街に長期滞在しました。その後、支倉常長一行が日本へ帰ったけど、一部の侍はこの町に残ったそうです。
この地方では生まれ故郷の地名を苗字として使用するらしく、実際Japonという名前が大勢いて彼らは自分達が侍の子孫だと自覚しているそうです。そんな情報を耳にしてから、世界一周する時に絶対訪れようと思っていました。とりあえず早朝にホテルへ到着したので、荷物だけ置いてバスターミナルへ戻った。すると、ちょうどコリアデルリオ行きと書かれたローカルバスが停まっていました。
どうやら終点がコリアデルリオらしいので乗車。そこから走ること約一時間、終点とは思えないような入り組んだローカルな公園の前でバスが停車してバスの運転手がここで降りろと言う。勿論、観光客は皆無。ここが本当にコリアデルリオなのかもわからないけど、とりあえず町をぶらついてみました。
目的地は侍の銅像があるという公園。でもどこにあるのか全くわからない。ふらふらと歩いていると、こんなTシャツが売られているお店を発見。ここがコリアデルリオで間違いない事もわかり、メインロードを歩いてみた。日本でいう地方の下町のような所です。
途中でみつけた生ハム屋で安い生ハムを買って食べたけど、なかなか美味かった。この生ハム屋に買い物に来ていた地元のおばさんが少しだけ英語を話せたので侍の銅像はどこにあるか聞くと「あなた達、ハポネス(スペイン語で日本人)?!」と、よくこんな所までやって来たなと言う感じで驚かれた。そして大体の場所を教えてもらい、その方向に歩いていくと、少し栄えた所にやってきました。
さらに行き先がわからなくなり、近くで散歩していたおじいちゃん二人組に携帯で保存していた侍画像を見せて、侍はどこかと聞くと、一人のおじいさんが「君たちハポネスか?!私はハポン(Japon)だ。」と言いました。偶然にも第一ハポンさんを発見!!本当に『日本』さんがいました。写真の方がそのハポンさんです。どう見てもスペイン人だ!と思ったけど、侍の血が流れているといっても400年も前にやって来た人の子孫なので、顔がもろ欧米なのは当然か。
そのハポンさんに銅像の場所を教えてもらい、その方向へ歩いて行くと次は市役所を発見。日の丸が上がってる!しかも日本語。どうやら一昨年、日本の皇太子様がこの地を訪れたそう。中へ入ると、係員が「ハポネスか?侍の場所ならここだ。」と地図を渡してくれました。その地図を頼りに川沿いにある公園に辿り着き、ついに発見!確かに侍!支倉常長の銅像です。1992年に宮城県から贈呈されたものらしい。しかもその横には皇太子様が植えた桜の木がありました。
この銅像と植木を見て大満足しながら到着した時のバス停へ向かいました。商店街には侍の旗。日本人なんて滅多に来ないはずなのに日本語がちらほら。道に迷いながら歩いていると高級住宅街へ入り込んでしまった。家が一軒一軒お洒落なので覗き込んでいると、いかにもお金持ちそうな老夫婦が僕らの方へやってきて、中を見て行くかと聞いてくださったので見学させてもらうことに。絵に描くようなお洒落な南欧らしい家屋でした。
日本に帰ったら写真を送ってくれと言われ、住所交換。外国人とFacebookでもなく、メールアドレスでもなく、住所交換するとか初めて!笑 その住宅街のすぐ近くにある教会の前から見た街並み。お洒落で活気のあるローカルなこの町がとても好きになりました。
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