タージマハル(インド)
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デリー滞在3日目。タージマハルへ行く日です。だから前日ニューデリーからアグラ行きの電車チケットを購入してました。出発時間は午前6時。けど朝目を覚ますと携帯の時計が6時30分と表示されていた。やってしまった。実は前日W杯の決勝があり、午前3時ごろまで観戦していました。2時間後の5時に目覚ましを合わせていたけど完全に寝過ごし。
遅れる事で有名なインド国鉄やけどニューデリーは始発なのであまり遅れないらしくもう諦めました。あーチケットが勿体ない!とりあえず準備をしてダメ元で次の便にかえてもらえないかとニューデリー駅の窓口まで聞き行きました。ちなみにニューデリー駅の2階に僕らがチケットを購入できる外国人専用窓口があります。
結果、やっぱりだめでした。しかも当日券は外国人専用窓口で買えないらしく、1階にあるインド人用窓口で次の便のチケットを買うことに。窓口でインド人に囲まれ、列を並ぶ。横からずこずこと順番抜かしをしてくる。特に女性。さすがインド。日本のように列を守ることはないです。約20分間、順番抜かしをしてこようとする奴を体と手でブロックして横の列から窓口に伸ばしてくる手も全力で全て払い除けてようやくチケットを購入。インドはこうしないと永遠にチケットブースまで辿り着けません。もうチケットを買うだけで疲れた。
そして約1時間後に列車が来ました。冷房付きのいい車両だと聞いてチケットを購入したのにまさかの冷房なしのジェネラルという自由席の車両でした。このジェネラルはよくテレビとかでやってる乗車口まで人がはみ出している箱詰め状態の車両。いくら金のないバックパッカーでも絶対に乗らないと言われています。まじかいって感じで一瞬戸惑ったけどスペースも少しあるので乗ることに。
そして出発。するとプラットホームに座っていたインド人達が続々と列車に乗り込んでくる。まさに箱詰めで通勤ラッシュ時のJRよりひどい状態です。もう足元にある荷物の上に立たないと乗れないぐらいスペースがない。しかも猛暑で冷房なし。これはさすがに無理だと思い、インド人達を押しのけて乗車口までいき、走っている電車から飛び降りました。
冷房付き指定席と言いやがった駅員に文句を言おうとまた窓口に行くとさっきより大行列。すると並んでたおっちゃんが声をかけてきたので返金したいんだと言うとおっちゃんは僕らのチケットを持ち、列を割り込んで窓口へ行った。そしてチケット代の半額300ルピーが返金された。すると思った通りおっちゃんは手伝ったから手数料50ルピーくれと言ってきました。もうインド人こんなんばっかりかい!もちろん無視!
そして駅のインフォメーションに行き、アグラまでの冷房付き指定席チケットが買いたいというと、なんとその場で買えました。最初からここに来ればよかった…インフォメーションでチケット購入を手伝ってくれた駅員の兄ちゃん。このときは彼が神に見えた。ていうかあの大行列を並んだ苦労は一体何やったんや。そう思いながらも無事に次の便に乗ることができ、約3時間半でアグラ駅に到着。
アグラ駅からリキシャ乗り場まで数十人のタクシー営業を振り切り、一番安いオートリキシャに乗り、タージマハルへ。本当にこんな所にタージマハルがあるのかと思うほどゴミだらけの街です。全裸で堂々と歩くわけのわからないおっさんもいました。そして世界で最も有名な世界遺産の一つ、タージマハルにやってきました。ゲートを潜ります。シャージャハーンという王様が亡くなった王妃のために建てた霊廟(れいびょう)。確かに美しい。
写真を撮ってると次々とインド人が一緒に写真を撮ってくれと頼んできます。なんかアイドルになった気分。笑 でも声をかけられすぎてだんだん疲れてきました。僕ら2人の写真も撮ってくれと何人かのインド人にお願いしたけどみんなめっちゃくちゃ下手!1人目はシャッターを20回ぐらい押してたはずやのに撮れたのは一枚だけ。笑 いろんな人に頼んだけどみんなタージマハルと被るように写す。なんで?笑 もうインド人訳わからなさすぎ!結局近くにいた良いカメラを持ったガイドっぽい人に頼んで撮ってもらった。うん。ちゃんと写ってる。
もう笑顔が若干ひきつってる。笑 もういろんな事に疲れてタージマハルを後にしました。そして再びアグラ駅に到着。この駅、行きは電車から降りてすぐ出ていったから気づかんかったけどめちゃくちゃ汚い。常に強烈な下水とトイレの臭いが漂い、線路にはネズミが何匹もいて糞やらゴミがあり、パンの売店のスタッフが立ちションしている。そいつは手を洗わず店に戻り、素手でパンのようなものを調理してました。もし日本やったら客にぶち回されると思う。
帰りの電車は2時間遅れの午後7時にやってきました。帰りは良いチケットが売り切れだったので冷房なしの電車です。電車に乗り、僕らの座席に行くと何故か白黒のシマシャツを着たインド人のおっさんが座ってた。向き3人席の窓側から2席が僕らの席だが窓側にそのおっさんがいました。
退いてくれと言うと馴れ馴れしく隣りに座れと返答してきたけど、暑いので窓側に座りたいと言って一番通路側の席に寄らせた。何故か真ん中の俺の席にかなりはみ出して座ってくる。途中まで我慢してたけどもう1人通路側にサラリーマンが座ってきて何故か4人座ることに。
横にいたシマシャツのおっさんがさらに俺の席につめてきました。もう限界がきて「あなたの席はどこですか?自分の席に行って下さい。」と優しくシマシャツのおっさんに言う。すると英語が分からないような素振りをして誤魔化そうとする。どうやら無賃乗車か席を予約してないかどちらかのよう。もう一回退くように言うと「Ok Ok!No problem.」と言ってきやがった。そして暑さと狭さのいらいらがたまっていたこともあり、また爆発してしまった。
「お前の席はどこだ!俺はこの席のために金を払って予約している!チケットを持ってるなら見せてみろ。ないなら今すぐにどけ!」と怒鳴った。すると不機嫌そうな顔で渋々席をたち、やっとどこかへ消えていきました。インド人はきつく言わないと全くいうことを聞かないです。本間に疲れる。いや本間に。そしてくそ暑い電車で22時すぎにニューデリーに到着。もういろいろ疲れすぎてホテルに着いた頃にはタージマハルの感動なんて完全に忘れてました。
インドに行くと喜怒哀楽が爆発するというけど怒ばっかりが爆発しています。そして言うまでもなくこの日は爆睡でした。もしデリーからアグラへ行く人に出会ったら絶対ツアーをお勧めしようと思います。
遅れる事で有名なインド国鉄やけどニューデリーは始発なのであまり遅れないらしくもう諦めました。あーチケットが勿体ない!とりあえず準備をしてダメ元で次の便にかえてもらえないかとニューデリー駅の窓口まで聞き行きました。ちなみにニューデリー駅の2階に僕らがチケットを購入できる外国人専用窓口があります。
結果、やっぱりだめでした。しかも当日券は外国人専用窓口で買えないらしく、1階にあるインド人用窓口で次の便のチケットを買うことに。窓口でインド人に囲まれ、列を並ぶ。横からずこずこと順番抜かしをしてくる。特に女性。さすがインド。日本のように列を守ることはないです。約20分間、順番抜かしをしてこようとする奴を体と手でブロックして横の列から窓口に伸ばしてくる手も全力で全て払い除けてようやくチケットを購入。インドはこうしないと永遠にチケットブースまで辿り着けません。もうチケットを買うだけで疲れた。
そして約1時間後に列車が来ました。冷房付きのいい車両だと聞いてチケットを購入したのにまさかの冷房なしのジェネラルという自由席の車両でした。このジェネラルはよくテレビとかでやってる乗車口まで人がはみ出している箱詰め状態の車両。いくら金のないバックパッカーでも絶対に乗らないと言われています。まじかいって感じで一瞬戸惑ったけどスペースも少しあるので乗ることに。
そして出発。するとプラットホームに座っていたインド人達が続々と列車に乗り込んでくる。まさに箱詰めで通勤ラッシュ時のJRよりひどい状態です。もう足元にある荷物の上に立たないと乗れないぐらいスペースがない。しかも猛暑で冷房なし。これはさすがに無理だと思い、インド人達を押しのけて乗車口までいき、走っている電車から飛び降りました。
冷房付き指定席と言いやがった駅員に文句を言おうとまた窓口に行くとさっきより大行列。すると並んでたおっちゃんが声をかけてきたので返金したいんだと言うとおっちゃんは僕らのチケットを持ち、列を割り込んで窓口へ行った。そしてチケット代の半額300ルピーが返金された。すると思った通りおっちゃんは手伝ったから手数料50ルピーくれと言ってきました。もうインド人こんなんばっかりかい!もちろん無視!
そして駅のインフォメーションに行き、アグラまでの冷房付き指定席チケットが買いたいというと、なんとその場で買えました。最初からここに来ればよかった…インフォメーションでチケット購入を手伝ってくれた駅員の兄ちゃん。このときは彼が神に見えた。ていうかあの大行列を並んだ苦労は一体何やったんや。そう思いながらも無事に次の便に乗ることができ、約3時間半でアグラ駅に到着。
アグラ駅からリキシャ乗り場まで数十人のタクシー営業を振り切り、一番安いオートリキシャに乗り、タージマハルへ。本当にこんな所にタージマハルがあるのかと思うほどゴミだらけの街です。全裸で堂々と歩くわけのわからないおっさんもいました。そして世界で最も有名な世界遺産の一つ、タージマハルにやってきました。ゲートを潜ります。シャージャハーンという王様が亡くなった王妃のために建てた霊廟(れいびょう)。確かに美しい。
写真を撮ってると次々とインド人が一緒に写真を撮ってくれと頼んできます。なんかアイドルになった気分。笑 でも声をかけられすぎてだんだん疲れてきました。僕ら2人の写真も撮ってくれと何人かのインド人にお願いしたけどみんなめっちゃくちゃ下手!1人目はシャッターを20回ぐらい押してたはずやのに撮れたのは一枚だけ。笑 いろんな人に頼んだけどみんなタージマハルと被るように写す。なんで?笑 もうインド人訳わからなさすぎ!結局近くにいた良いカメラを持ったガイドっぽい人に頼んで撮ってもらった。うん。ちゃんと写ってる。
もう笑顔が若干ひきつってる。笑 もういろんな事に疲れてタージマハルを後にしました。そして再びアグラ駅に到着。この駅、行きは電車から降りてすぐ出ていったから気づかんかったけどめちゃくちゃ汚い。常に強烈な下水とトイレの臭いが漂い、線路にはネズミが何匹もいて糞やらゴミがあり、パンの売店のスタッフが立ちションしている。そいつは手を洗わず店に戻り、素手でパンのようなものを調理してました。もし日本やったら客にぶち回されると思う。
帰りの電車は2時間遅れの午後7時にやってきました。帰りは良いチケットが売り切れだったので冷房なしの電車です。電車に乗り、僕らの座席に行くと何故か白黒のシマシャツを着たインド人のおっさんが座ってた。向き3人席の窓側から2席が僕らの席だが窓側にそのおっさんがいました。
退いてくれと言うと馴れ馴れしく隣りに座れと返答してきたけど、暑いので窓側に座りたいと言って一番通路側の席に寄らせた。何故か真ん中の俺の席にかなりはみ出して座ってくる。途中まで我慢してたけどもう1人通路側にサラリーマンが座ってきて何故か4人座ることに。
横にいたシマシャツのおっさんがさらに俺の席につめてきました。もう限界がきて「あなたの席はどこですか?自分の席に行って下さい。」と優しくシマシャツのおっさんに言う。すると英語が分からないような素振りをして誤魔化そうとする。どうやら無賃乗車か席を予約してないかどちらかのよう。もう一回退くように言うと「Ok Ok!No problem.」と言ってきやがった。そして暑さと狭さのいらいらがたまっていたこともあり、また爆発してしまった。
「お前の席はどこだ!俺はこの席のために金を払って予約している!チケットを持ってるなら見せてみろ。ないなら今すぐにどけ!」と怒鳴った。すると不機嫌そうな顔で渋々席をたち、やっとどこかへ消えていきました。インド人はきつく言わないと全くいうことを聞かないです。本間に疲れる。いや本間に。そしてくそ暑い電車で22時すぎにニューデリーに到着。もういろいろ疲れすぎてホテルに着いた頃にはタージマハルの感動なんて完全に忘れてました。
インドに行くと喜怒哀楽が爆発するというけど怒ばっかりが爆発しています。そして言うまでもなくこの日は爆睡でした。もしデリーからアグラへ行く人に出会ったら絶対ツアーをお勧めしようと思います。
( 南アジア 【モルディブ,インド,ネパール】 / インド )
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