ラバト（モロッコ）
[地図表示] 
中心街
旧市街1
旧市街2
青の街シャウエン出発して6時間、モロッコの首都ラバトに到着しました。モロッコといえばマラケシュやフェズが有名だけど、実はこのラバトが首都です。マラケシュに比べたら観光する所も少なく、何か凄く美味しい名物料理があるわけでもない。何故こんな所に来たかと言うとブラジルビザをゲットするため。ヨーロッパから南米へ行く航空券のなかでドイツからブラジルへの飛ぶコンドルエアの航空券が圧倒的に安く、この航空券を購入していました。
でもブラジルへ入国するにはビザが必要。ブラジルビザは取得してから3ヶ月以内にブラジルへ入国しないと有効期限が切れてしまうので僕らの場合、日本で取る事は不可能でした。ヨーロッパで取る事もできるけど、英語の銀行残高やブラジルからの出国航空券が必要だったりと色々とややこしいらしいです。それにヨーロッパにはシェンゲンエリアというものが存在して、僕ら日本人はビザなしの場合、そのエリアには6か月間に合計90日までしか滞在できません。
一旦、シェンゲンエリア外に出てもタイのようにカウント日数は0にはならず、累計で90日までなので逃れようがない。しかもそのエリアというのがイギリスを省く西ヨーロッパほぼ全域と東ヨーロッパの半分ぐらいの地域が含まれています。そのシェンゲンエリア内をじっくりとまわる予定だった僕らはヨーロッパでビザを取得するには時間が足りないし、ホテル代と食事代も高いのでこのモロッコ取得することにしました。
でもモロッコでブラジルビザを取得できるというのは噂で知っただけで実際取ったという人には会った事がない。とりあえず色んなところから情報を集めた結果、大使館で取れるかもしれないという事がわかり、メールを送ってみた。けど1週間たっても返信がこなかったので飛び込みで行ってみることにしました。まずラバトのバスターミナルから最寄りの路面電車の駅まで行き、中心街へ。ラバトの路面電車は新しくて綺麗。
中心街に着くとモロッコとは思えないほどヨーロッパ風の建物が並んでいました。洗練された街並みで他の地域とは明らかに違った雰囲気です。そこからラバトの数少ない安宿を探して、Hotel Splendidにチェックイン。建物は新しくはないけどスタッフもフレンドリーでなかなか快適な宿でした。部屋の天井にはお祈り用にメッカの方角が書いてある。荷物だけ置いてロビーでブラジル大使館の場所を聞くとタクシーでしか行けないという。
モロッコのタクシーは確実にぼってくると聞いていたので、できれば使いたくなかったけど仕方なくタクシーを捕まえました。すると意外にもメーターをすぐオンにしてくれて、ちゃんと大使館の近くまで連れてってくれた。10kmほど走って料金は25ディルハムと悪くない。どうやら観光客がほぼいないラバトだけはちゃんとメーターで走ってくれるみたい。そしてブラジル大使館に到着して門の前にいる警備員にブラジルビザを取りたいと伝えたけど、まさかのブラジルの祝日で休館！どうしようもないのでまたタクシーを捕まえて宿に戻り、街を観光。旧市街はシャウエン程ではないけど青の建物が並んでいた。この日はタジンを食べて宿に戻り、就寝。
翌朝、2回目のブラジル大使館へ。昨日の警備員に再びビザを取りたいと伝えると警備員が建物の中へ入り、数分後に門が開き、中へ通してもらえた。学校の校長室のような緊迫した空気が流れる部屋の大きなソファに僕ら2人だけがぽつりと座り、待つこと10分。大使の一人が現れてブラジルビザを取得したいと伝えたけどまさかの英語が通じない。なんとかジェスチャーで伝えると連絡はしたか？と聞かれた。一週間ちょっと前にここ宛に送ったメールを見せると、少し納得したように頷き、奥の部屋に入って行った。そしてさらに待つこと10分。ペドロさんという英語を話せるフレンドリーな大使の方が出てきてブラジルビザを取りたいと伝えた。
すると少し考えた様子で「…取る事は可能です。でも今日は忙しいので無理だけど明日なら時間が取れるので朝10時に来て。」と言ってもらえた。とりあえずブラジルビザを取れそうだとわかり、この日は満足して宿に戻った。そして翌朝9時半にタクシーで3度目のブラジル大使館に到着。ペドロさんに挨拶をしてパスポートと書類を渡し、指紋を取る。因みに必要書類はネットで入力したビザ申請書も入国航空券とホテル予約書のみでした。出国航空券や銀行残高は要らなかった。まあ用意してなかったけど。そしてパスポートを渡し、ようやくビザをゲットできると思った瞬間、ペドロさんが「では来週の10時にここに来て！」と言う。
一週間後といえばモロッコ終盤でマラケシュに居る予定だったので思わずえっ！という顔をしてしまった。するとペドロさんは「もしかして来週はモロッコにいないのか？」と聞かれたのではいと言うと「わかった。できるだけ急ぐ！可能であれば明日発行するから夕方電話してきてくれ。」と有難い対応をして頂き、携帯電話の番号が書かれた紙をもらった。そして夕方、ホテルのフロントから電話をかけると「明日、発行できるから朝10時に来て。」と言われた。
そして翌朝4度目の大使館へ行き、ついについについにブラジルビザをゲットできた！時間がかかったけど無事取得できたので大満足。そのあとは街に戻り、マラケシュ行き電車のチケットを買い、翌日早速マラケシュへ向かいました。
でもブラジルへ入国するにはビザが必要。ブラジルビザは取得してから3ヶ月以内にブラジルへ入国しないと有効期限が切れてしまうので僕らの場合、日本で取る事は不可能でした。ヨーロッパで取る事もできるけど、英語の銀行残高やブラジルからの出国航空券が必要だったりと色々とややこしいらしいです。それにヨーロッパにはシェンゲンエリアというものが存在して、僕ら日本人はビザなしの場合、そのエリアには6か月間に合計90日までしか滞在できません。
一旦、シェンゲンエリア外に出てもタイのようにカウント日数は0にはならず、累計で90日までなので逃れようがない。しかもそのエリアというのがイギリスを省く西ヨーロッパほぼ全域と東ヨーロッパの半分ぐらいの地域が含まれています。そのシェンゲンエリア内をじっくりとまわる予定だった僕らはヨーロッパでビザを取得するには時間が足りないし、ホテル代と食事代も高いのでこのモロッコ取得することにしました。
でもモロッコでブラジルビザを取得できるというのは噂で知っただけで実際取ったという人には会った事がない。とりあえず色んなところから情報を集めた結果、大使館で取れるかもしれないという事がわかり、メールを送ってみた。けど1週間たっても返信がこなかったので飛び込みで行ってみることにしました。まずラバトのバスターミナルから最寄りの路面電車の駅まで行き、中心街へ。ラバトの路面電車は新しくて綺麗。
中心街に着くとモロッコとは思えないほどヨーロッパ風の建物が並んでいました。洗練された街並みで他の地域とは明らかに違った雰囲気です。そこからラバトの数少ない安宿を探して、Hotel Splendidにチェックイン。建物は新しくはないけどスタッフもフレンドリーでなかなか快適な宿でした。部屋の天井にはお祈り用にメッカの方角が書いてある。荷物だけ置いてロビーでブラジル大使館の場所を聞くとタクシーでしか行けないという。
モロッコのタクシーは確実にぼってくると聞いていたので、できれば使いたくなかったけど仕方なくタクシーを捕まえました。すると意外にもメーターをすぐオンにしてくれて、ちゃんと大使館の近くまで連れてってくれた。10kmほど走って料金は25ディルハムと悪くない。どうやら観光客がほぼいないラバトだけはちゃんとメーターで走ってくれるみたい。そしてブラジル大使館に到着して門の前にいる警備員にブラジルビザを取りたいと伝えたけど、まさかのブラジルの祝日で休館！どうしようもないのでまたタクシーを捕まえて宿に戻り、街を観光。旧市街はシャウエン程ではないけど青の建物が並んでいた。この日はタジンを食べて宿に戻り、就寝。
翌朝、2回目のブラジル大使館へ。昨日の警備員に再びビザを取りたいと伝えると警備員が建物の中へ入り、数分後に門が開き、中へ通してもらえた。学校の校長室のような緊迫した空気が流れる部屋の大きなソファに僕ら2人だけがぽつりと座り、待つこと10分。大使の一人が現れてブラジルビザを取得したいと伝えたけどまさかの英語が通じない。なんとかジェスチャーで伝えると連絡はしたか？と聞かれた。一週間ちょっと前にここ宛に送ったメールを見せると、少し納得したように頷き、奥の部屋に入って行った。そしてさらに待つこと10分。ペドロさんという英語を話せるフレンドリーな大使の方が出てきてブラジルビザを取りたいと伝えた。
すると少し考えた様子で「…取る事は可能です。でも今日は忙しいので無理だけど明日なら時間が取れるので朝10時に来て。」と言ってもらえた。とりあえずブラジルビザを取れそうだとわかり、この日は満足して宿に戻った。そして翌朝9時半にタクシーで3度目のブラジル大使館に到着。ペドロさんに挨拶をしてパスポートと書類を渡し、指紋を取る。因みに必要書類はネットで入力したビザ申請書も入国航空券とホテル予約書のみでした。出国航空券や銀行残高は要らなかった。まあ用意してなかったけど。そしてパスポートを渡し、ようやくビザをゲットできると思った瞬間、ペドロさんが「では来週の10時にここに来て！」と言う。
一週間後といえばモロッコ終盤でマラケシュに居る予定だったので思わずえっ！という顔をしてしまった。するとペドロさんは「もしかして来週はモロッコにいないのか？」と聞かれたのではいと言うと「わかった。できるだけ急ぐ！可能であれば明日発行するから夕方電話してきてくれ。」と有難い対応をして頂き、携帯電話の番号が書かれた紙をもらった。そして夕方、ホテルのフロントから電話をかけると「明日、発行できるから朝10時に来て。」と言われた。
そして翌朝4度目の大使館へ行き、ついについについにブラジルビザをゲットできた！時間がかかったけど無事取得できたので大満足。そのあとは街に戻り、マラケシュ行き電車のチケットを買い、翌日早速マラケシュへ向かいました。
( 北アフリカ 【エジプト,モロッコ】 / モロッコ )
| 地図 [KML] [地図表示] |
