旧台南合同庁舎(台湾)
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台南消防署の丁度裏側に旧台南合同庁舎(消防博物館)があったので中に入ってみました。管理人さんらしき人に尋ねると無料で見学することができるとのことでした。入ってすぐ玄関に消防車が飾られ、その次の部屋に住吉秀松と書かれた日本人の功績を称える内容の大きなパネルがありました。
説明書きによると
引用:
と記されています。
以下の消防組織沿革年表にもこのように掲載されていました。
現在、台湾は外国ですが、今でも消防史料館に日本の統治時代の台湾の消防発展に貢献した日本人を称えパネルにしているという現状に感銘を受けます。やはりこの時代も現地の人とうまく交流ができていたのだと確信する場所の1つでした。
また、このほど、
「台南市古跡歴史建築記念建築集落建築群史跡及び文化景観審議会によって、「台南消防の父」と呼ばれている住吉秀松の旧居が台南市市定古跡として登録されることが決まりました。(2019.10)」
と発表されています。
場所の特定には至っていませんが、新たな観光地にもなりそうですね。
説明書きによると
引用:
住吉秀松は台湾で縦貫鉄道の建設にたずさわり、1907(明治40)年に台湾州花園町に建設業「住吉組」を立ち上げました。当時東洋最長といわれた高屏渓(下淡水河)鉄橋を鹿島組が請け負い住吉組にゆだねました。住吉夫婦は建設業のかたわら、就学資金援助、消防車の寄贈、消防タワーの建設なども行いました。また、「台南消防組」を組織し、10年以上頭取として活躍しました。台湾の民間消防組織は住吉秀松に始まります。
と記されています。
以下の消防組織沿革年表にもこのように掲載されていました。
現在、台湾は外国ですが、今でも消防史料館に日本の統治時代の台湾の消防発展に貢献した日本人を称えパネルにしているという現状に感銘を受けます。やはりこの時代も現地の人とうまく交流ができていたのだと確信する場所の1つでした。
また、このほど、
「台南市古跡歴史建築記念建築集落建築群史跡及び文化景観審議会によって、「台南消防の父」と呼ばれている住吉秀松の旧居が台南市市定古跡として登録されることが決まりました。(2019.10)」
と発表されています。
場所の特定には至っていませんが、新たな観光地にもなりそうですね。
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