碧山聚落(台湾)
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このエリアは陳一族の村みたいなものでしょうか。ここにも洋館があり金門島で洋館を建てる典型的なパターンの1つです。つまり、外地で財を成し故郷で家を建て、祖先を祀り、教育に力を入れるというパターンです。まずメインの叡友学校も外地で財を成した陳睿友氏の死後1926年子孫らが建てた小学校です。陳清吉洋楼は1931年に完成し、1949年頃には軍に利用されていました。また、台湾の映画「軍中楽園」のシーンに使われています。陳徳幸洋楼は1926年に建てられたようです。また、この辺りは一族の寺などがあり1つの村のようにも思えます。所謂陳一族の集落と言っても過言ではないでしょうか。
陳清吉洋楼には入りましたが、よく考えたら観光客がこういう場所に自由に入れるというのはある意味地元の人は排他的ではなく解放された側面があるということでしょう。他の洋館も老朽化していて特に最後の陳徳幸洋楼は中に入れないような感じです。
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