炉霍県(中国)
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ガンゼから次の町、炉霍(ルーフォー)までは距離にして80kmとそう遠くない。とりあえず無難なバスで行こうと思い、町外れにあるガンゼのバスターミナルへ。しかし、ガンゼから炉霍のバスは1日1便、午前6時のみなので、もうこの日のバスはもうありませんでした。タクシーも全然通らないので、仕方なく久しぶりにヒッチハイクすることに。…ただ、チベットではどんなジェスチャーで車を停めるのかがわからない。
日本では普通のジェスチャーも国によっては侮辱と思われることもあるので。例えば、ギリシャでは手の平を相手に見せながらあげること、イラン等では親指を立てること、ブラジルでは親指と人差し指をくっつけてOKマークを作ることが侮辱を意味する。
そんな長期旅行中に培ってしまったどうでもいい知識が逆に僕らを躊躇わせる。まあ考えても無駄なので、とりあえずほぼ万国共通で定番の親指立てをやってみました。すると、わずか5台目の車が停車。というか、まさかの乗り合いタクシーでした!まあ、とりあえず炉霍までは行けるのでラッキーということにしよう。
ただ、東チベットの乗り合いタクシーは、基本的に普通車でも1列に4人まで押し込むので、座席がなかなか狭い。6人乗り普通車に9人乗用して出発。走り始めてわずか1時間半ほどで炉霍に到着しました。一先ず休憩するためにバスターミナルの隣にあった宿、ゴールデンヤクホテルへ。なんと、ここの宿を切り盛りしているチベット人女性は、東チベットではかなり珍しく、イングリッシュスピーカー!
チベット人ですが、子供のころは英語圏の国で育ったそうです。他のチベット人とはなんか雰囲気も考え方が違う人だなと思ったのは、そのせいだった。とりあえず、チェックインする前に夜中まで滞在させてほしいという事を伝えました。すると「夜中まで?!もしかして…ラルンガルに行くつもり?」と言われました。
僕ら外国人事情をよく知ってます。他にラルンガル周辺のことや検問のことについても詳しく、もし行きたいなら友人のタクシードライバーに頼んであげると言われました。チャーター料金は現地の物価からすると高いけど、この人に頼めばラルンガルに行ける可能性は高くなるんじゃないかと思ったのでお願いする事にしました。
元々は夜10時頃にここを出発し、夜中にラルンガルの隣にある町、色達(セルタ)へ行き、宿を探して一泊しようと思っていました。そして、翌日その色達からバスで一気に成都まで帰れればいいなと。でもこの女性スタッフいわく、国慶節は色達の宿がかなり取りにくく、宿代も5倍ぐらいに跳ね上がり、成都行きバスチケットを取るのも難しいらしい。なので、夜中の3時にここを出発して、明け方ラルンガルに到着し、1日観光してまたこの町に戻ってくるプランはどうかという提案を受けました。
なんかニューデリーの偽旅行会社でもこういう似たような話しがあったなと思い出したけど(苦笑)、このスタッフは信頼できそうなので、そのプランに乗ることに。確かにここに荷物を置いて、ラルンガルだけ見てからまたこの宿に戻ってきた方が楽かもしれないし、夜中に色達で面倒な宿探しもしなくて済むからいいかも。
久々に会話できる人に会ったので、色々と情報を得ることができました。ここぞとばかりに自分でも呆れるほど色々質問しまくったけど、嫌な顔一つせず答えてくれました。あと成都までの帰り方を色々と模索してくれたり、美味しくて安いレストランで夕食の出前を取ってくれたり、とてもフレンドリーで親切なスタッフです。
ホテルは安宿なので素晴らしいとは言えないけど、部屋は掃除されていてそれなりには清潔だし、何よりこのスタッフが良い人なので泊まって良かったです。炉霍ならゴールデンヤクホテルがお勧めです。
まだ夕方だったので町を散策。僧侶も小学生ぐらいの子供も単車でブイブイいわしてます。なんか町並みに合わせて無理やり作った感がある街頭。途中の町工場では、職人さん達が玄関扉を作っていました。全て手作業なので、すごい手間だろうな。いくらぐらいするんやろ。町唯一の観光名所といってもいいタンゴゴンパ(寺)へ。ゴンパの麓まで来たのはいいけど、標高3300mという高い場所にある町なのですぐに息切れしてしまう。ゴンパまでの長い坂道を見た瞬間、上る気力がなくなり、麓のマニ車だけ見学しました。ローカルなお寺もなかなか良い!上まで行ってないけど。
宿に戻ってから自前のどん兵衛を食べたけど、久しぶりのうどんは激ウマでした!翌日に備えて午後10頃に就寝。
日本では普通のジェスチャーも国によっては侮辱と思われることもあるので。例えば、ギリシャでは手の平を相手に見せながらあげること、イラン等では親指を立てること、ブラジルでは親指と人差し指をくっつけてOKマークを作ることが侮辱を意味する。
そんな長期旅行中に培ってしまったどうでもいい知識が逆に僕らを躊躇わせる。まあ考えても無駄なので、とりあえずほぼ万国共通で定番の親指立てをやってみました。すると、わずか5台目の車が停車。というか、まさかの乗り合いタクシーでした!まあ、とりあえず炉霍までは行けるのでラッキーということにしよう。
ただ、東チベットの乗り合いタクシーは、基本的に普通車でも1列に4人まで押し込むので、座席がなかなか狭い。6人乗り普通車に9人乗用して出発。走り始めてわずか1時間半ほどで炉霍に到着しました。一先ず休憩するためにバスターミナルの隣にあった宿、ゴールデンヤクホテルへ。なんと、ここの宿を切り盛りしているチベット人女性は、東チベットではかなり珍しく、イングリッシュスピーカー!
チベット人ですが、子供のころは英語圏の国で育ったそうです。他のチベット人とはなんか雰囲気も考え方が違う人だなと思ったのは、そのせいだった。とりあえず、チェックインする前に夜中まで滞在させてほしいという事を伝えました。すると「夜中まで?!もしかして…ラルンガルに行くつもり?」と言われました。
僕ら外国人事情をよく知ってます。他にラルンガル周辺のことや検問のことについても詳しく、もし行きたいなら友人のタクシードライバーに頼んであげると言われました。チャーター料金は現地の物価からすると高いけど、この人に頼めばラルンガルに行ける可能性は高くなるんじゃないかと思ったのでお願いする事にしました。
元々は夜10時頃にここを出発し、夜中にラルンガルの隣にある町、色達(セルタ)へ行き、宿を探して一泊しようと思っていました。そして、翌日その色達からバスで一気に成都まで帰れればいいなと。でもこの女性スタッフいわく、国慶節は色達の宿がかなり取りにくく、宿代も5倍ぐらいに跳ね上がり、成都行きバスチケットを取るのも難しいらしい。なので、夜中の3時にここを出発して、明け方ラルンガルに到着し、1日観光してまたこの町に戻ってくるプランはどうかという提案を受けました。
なんかニューデリーの偽旅行会社でもこういう似たような話しがあったなと思い出したけど(苦笑)、このスタッフは信頼できそうなので、そのプランに乗ることに。確かにここに荷物を置いて、ラルンガルだけ見てからまたこの宿に戻ってきた方が楽かもしれないし、夜中に色達で面倒な宿探しもしなくて済むからいいかも。
久々に会話できる人に会ったので、色々と情報を得ることができました。ここぞとばかりに自分でも呆れるほど色々質問しまくったけど、嫌な顔一つせず答えてくれました。あと成都までの帰り方を色々と模索してくれたり、美味しくて安いレストランで夕食の出前を取ってくれたり、とてもフレンドリーで親切なスタッフです。
ホテルは安宿なので素晴らしいとは言えないけど、部屋は掃除されていてそれなりには清潔だし、何よりこのスタッフが良い人なので泊まって良かったです。炉霍ならゴールデンヤクホテルがお勧めです。
まだ夕方だったので町を散策。僧侶も小学生ぐらいの子供も単車でブイブイいわしてます。なんか町並みに合わせて無理やり作った感がある街頭。途中の町工場では、職人さん達が玄関扉を作っていました。全て手作業なので、すごい手間だろうな。いくらぐらいするんやろ。町唯一の観光名所といってもいいタンゴゴンパ(寺)へ。ゴンパの麓まで来たのはいいけど、標高3300mという高い場所にある町なのですぐに息切れしてしまう。ゴンパまでの長い坂道を見た瞬間、上る気力がなくなり、麓のマニ車だけ見学しました。ローカルなお寺もなかなか良い!上まで行ってないけど。
宿に戻ってから自前のどん兵衛を食べたけど、久しぶりのうどんは激ウマでした!翌日に備えて午後10頃に就寝。
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