マーフシ島(モルディブ)

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2014/9/3 18:14 投稿者:  kuromame  (記事一覧)  [ 9749hit ]

綺麗なビーチ
綺麗なビーチ
浜辺のレストラン
浜辺のレストラン
夕日
夕日
 
シンガポール空港からインドとスリランカの南にある島国へひとっ飛び!透き通るような海と水上コテージがあるリゾート地モルディブにやってきました。モルディブは1200もの小さな島々から成る国。モルディブにはリゾートの島とローカルの島があります。リゾートの島には旅行会社の広告で見るような水上コテージがあって宿代は1泊で数万円、レストランも激高らしいです。しかも島に日帰りで上陸するだけでも入村料が必要とか。

もちろん貧乏旅行者の僕らはそんな所には行けません。でもローカルの島の中には地元の人達が住んでいて安い食堂やホテル、ゲストハウスがある島もいくつかあります。今回僕らが行ったのはマーフシ島というローカルの島。アメリカ人の友達が海も超綺麗で物価も安めでゲストハウスもあると教えてくれたので行くことにしました。

空港に着いて入国手続きを済まして外に出るともう目の前が船着場。船着場ですら海がめちゃくちゃ綺麗!船着場でUS1ドル払って首都マレ島に20分ほどで到着。首都といっても面積1.8km2ほどの島です。このマレからマーフシ行きの船が出ているそうなので取りあえず探してみることにしました。地元の人に聞いたところ、Jetty No3という乗り場から出ているとのこと。

空港からの船着場から500mほどのところです。歩いてJetty No3に行くと多数のボートが停まっているけどどれもマーフシ行きではない。ボートの運転手達がここから200mほど離れたJetty No1だというので行ってみると次は漁船しかない。漁船に乗ってた漁師のおっちゃんに聞くと100mほどリターンした所にあるJetty No2だという。

いや、皆言うことが違いすぎるやん。その後も道行く人達に聞いたけどNo1だとか2だとか3だとか言うことがばらばら。教えてくれるのはありがたいけど、みんな結構テキトー!なんせボートの数が多すぎてどこにどのボートが停まるのか地元の人でもわからないらしい。

結局2時間ぐらい炎天下をひたすら彷徨っていました。そしたらたまたま警察署を発見したので入って受付のおばちゃんに聞いてみると島の反対側にあるMTCC terry terminalという所から船がでているという。今度こそ確かそうな情報。続けて「1日1便で午後2時出発だから!」と言う。時計をみる現在1時55分。…まじで?!

いやいや、宿泊するホテルのスタッフから3時出発っていうメールもらったけど!と言いながらおばさんにスマホで送られてきたメールの写メをみせると「ああ…もしかしたら時間が変わったのかも。よくわからん。笑」やって。

テキトー過ぎるわ!取りあえず急いでタクシーに乗ってマーフシ行きのMTCC船着場へ。船着場に着いてチケットカウンターに行くと無愛想なおばちゃんが「今日は欠航だ。」という。さらに他の船はないかって聞くと「ないから明日来い。」と言われました。

もう完全に脱力。暑さもあって他の方法を考える気力がなくなり、その場でだらーっとしてたらタクシーの運ちゃんが後ろから声をかけてきて「マーフシ行きの船はもう来てるぞ!」と教えてくれました。よく見ると確かにチケット売り場の目の前にマーフシと書いてる船がある。チケットは船の中で買うんだって教えてくれました。

じゃあこの目の前にいるカウンターのおばさんはなんなん?自分の会社じゃないから教えなかったのかい?ちょっと腹が立ってきてカウンターに「目の前に船が停まってる!」というと無表情で「当社の船は明日来る。」やって。もう言い返すのも面倒臭くなり船に荷物を詰めこみました。

まだ出発まで30分以上あるので飲み物を買おうと船着場周辺を探すが何故か全て店が閉店。飲み物がどこにも売ってません。店の人に何で店を開けないのか聞くとイスラムのラマダンだという。すっかり忘れてたけどこの時期はラマダンという断食中。イスラム教徒は日が沈むまで飲まず食わずで過ごします。

モルディブはイスラム教が国教なので昼間は店がほとんど閉まっています。でも炎天下のなか船を探しまわって喉がからから。結局閉まってる店にお願いしてコーラを買いました。この時に飲んだコーラはまじでうまかった!そして船も時間通りに出発しました。ホテルなどのリゾートボートで迎えに来てもらった場合、マーフシまで料金は150ドルぐらいするのにこのローカルフェリーはたった2ドル。その差は何なん?約2時間ほどでマーフシ島に到着。ホテルの迎えが来てくれてました。

今回はVENTUROという宿に宿泊しました。1泊1室、税込で5500円ぐらいなので島で最安値かな。モルディブは宿代が安くても税金がたかいので要注意。ホテル代の10%と外国人税1泊1人US8ドルが徴収されます。それでもこの宿は異様に安い。後から知ったけど僕たちが乗ったマレ?マーフシ間の船のオーナーがこの宿を経営しているそうです。だから他のところより宿が安くても多分地元民は誰も文句が言えないとか。笑

宿に荷物を置いて、島を散歩してみました。マーフシは縦長の島で縦幅が約1.5km、横幅が300mほどの小さな島です。綺麗なビーチに夕日。斜めに歪んだヤシの木。雰囲気が最高!夕食は浜辺のレストランへ。超リゾートチック!フライドライスとスプライトで1人450円ぐらい。静かで地元の人達も穏やかそうです。初日でこの島がお気に入りになりました。

 
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