ソロツーリングの醍醐味と楽しみ方
2020/12/20 5:20:32更新
ソローリング(気ままなバイクの一人旅)は、一人旅の中でもバイクを移動手段として旅行することを指します。バイクの愛好者が多く、自分の体力、技能に合わせてバイクで日帰りも含め人の都合に左右されず自由にツーリング計画を立てることができるのが特徴です。人によってはテントを常備しキャンプも視野に入れて旅行している人もいます。一人旅の中でもソロツーリングというスタイルは最も機能的で贅沢な旅を楽しめる方法です。
移動手段として車での旅と決定的な違いは小回りが利き、もろに空気(気温の変化、匂い、良い空気、悪い空気など)を感じることです。弱点はかなり天候に左右され荷物もそれほど積めず2輪なので安定性が悪いことです。以下の記事がこれからソロツーリングを楽しもうとする人あるいはソロツーリング愛好者にとってさらに楽しめるような手助けになれば幸いと思っています。
ソロツーリングの醍醐味
人の都合に左右されず、マイペースな自分が主役。目的地まで次々と変化する周りの景色を見ながら道路とエンジンの振動とともに風、温度、匂いを感じて走るリアル感、そしてそのタイミング、その場所でしか出会うことができなかっただろうという一期一会の出会いというものがソロツーリングの醍醐味です。
ソロツーリングでの出会い
実際に旅で出会う人というのは普段の生活で会う人とは違い全く利害関係がない人です。従って、年齢、性別、職業など何のシガラミもないので話をするにあたって全く気を使う必要はありません。本当の自分というのを表現する唯一の場なのかも知れません。
中には人と話をするのが苦手という人が居ます。それは声を掛けた時の相手の反応が怖い、話題に困るというのが主な理由だと思います。しかし、私が出会ったソロツーリングで出会った人のほとんどは誠実に対応してくれました。そんな心配はありません。そもそも同じ宿、同じ場所へ行くこと自体ほぼ同じような価値観を持っている人なのです。
従って、まずは気軽に声をかけてみることです。ソロツーリングをしている人の中には一見寡黙な人もいますが、意外と相手も同じことを考えていて話をしてみるとすぐに打ち解ける場合が多いのです。もちろん話題の中心は自分が旅して周った場所などの旅行の話題となります。時にはその中で自分とは違う生活(生き方)があるなど新たな発見があったりします。また、相手と旅程を合わせる事ができる部分があれば合わせるのも楽しい旅となるでしょう。
ただ、話をしているとたまに合わないという人もいます。そもそも何の利害関係もない一人旅です。そんな時は一人旅の特権で無理に合わせる必要はないのでサッと引き下がりましょう。自分の思うように気楽に旅をすればよいのです。そういう意味で一人旅というのはわがままで贅沢な旅とも言えます。
ソロツーリングのリスク
より安全にソロツーツーリングするには
そもそも目的とする場所は土地勘のない場所が多いため、特にソロツーリングでは、雨後の危険な場所などを知る上でも地元の人の道路情報は貴重なものです。宿の管理人、同宿の人の情報は強い味方になるでしょう。これによって計画変更をすることも時には必要です。特に、雨天時の走行はできるだけ避け、雨宿りできるだけの時間的、距離的余裕を持って計画を立てることが結局安全につながると思います。走行中、精神的に焦るのが一番事故に繋がる元だと思います。
ソロツーリングの計画
私は今までの経験から同じ宿にそのまま連泊し、その宿を拠点にゆっくりと観光などをするというスタイルを取っています。一日をゆったりと過ごすには、200キロまでの走行が良いと思います。つまり拠点から片道100キロまでの範囲となり、かなり行動範囲は広いと思います。また、途中でちょっと気になった場所、気に入った場所があれば十分寄り道可能な距離です。それに荷物も持たずに一日ゆっくりと過ごすことができます。もし、これから計画を立てるというのであればぜひ一度この方法を試してみてください。
さてどこへ行こうか?と迷うとき
また、facebookの「全国ソロツーリングクラブグループ」にもグループメンバーによるソロツーリング投稿がありますので参考にして頂ければ幸いです。