GPZ1000RX---エンジンのパワーがでない
ツーリングの準備でエンジンオイル交換後、走ってみたところ、低速では特にエンジンが不調。症状は風を引いたような「ドコドコ」という音で、周期的に回転数が上がるという症状でした。もともとプラグが4発ですが、どう見ても感触としては不発が2発というパワーのなさです。メンテナンスするにあたり、エンジンオイルを交換する前はこういう症状はなかったので、まずはキャブレターではないと判断し、原因を以下のように想定しました。
1.オイルが合わなかった。
2.片方(両方)のイグニッションコイルが機能しなくなった。
3.点火プラグの劣化。
4.イグナイターの故障。(これだけは勘弁してくれ)
順に調査すべく、まず、オイルを再度交換後テスト、イグニッションコイルの交換後テスト、そのあとプラグを新品と交換してみようと開けたところ、左から1番目と2番目の点火プラグに上から水が溜まって写真のように錆びていました。プラグキャップで水が入らないようにはなっているのですが。。。。。(これらは同じ時期に交換したものです。左から1番目と2番目が左の錆びたプラグで、3番目と4番目が右の綺麗なプラグ)
これが原因です
さっそくゴミがエンジン内に入らないように細心の注意をしながら清掃し、交換したところ復帰しました。
バイクはサイドスタンドが左にある為、そのまま駐車すると左に傾き、カバーがあるとは言え、左から1番目と2番目の点火プラグに雨水が入るのではないかと思い、普段、バイクの駐車はいつもセンタースタンドをしています。雨水は入らないだろうと思っていたのです。もともと雨男なので、強い雨の日に走ったからかも。あるいはGPZ1000RXの左から1番目と2番目の点火プラグには構造上雨水が入りやすいのかもとか色々思いました。しかし、その後は水が溜まるようなことはありませんでした。やはり雨天走行の時に入り込んできたのかもしれません。