ZZR1100--リアホイールの取り外し
2019/9/16 9:59:39作成
リアディスクブレーキローターの交換、スプロケット、タイヤ、ベアリング等を交換するにはリアホイールを外さなければなりません。今回はスプロケットとタイヤの交換の為取り外しました。
リアホイールはジャッキなどは不要でセンタースタンドだけで外すことができます。外す工具もほぼ車載工具に含まれています。ただボルトなどが固着した部分については車載工具では難しいかも知れません。
外し方- リアブレーキキャリパを外す。
取付ボルトを外しリアブレーキキャリパを外します。外した後はチューブでぶら下げておきました。
- チェーンを緩める
左右のチェーンアジャスタボルトを緩め、リアホイールを外した時にチェーンが楽に外れるようにチェーンを最大に緩め(ZZR1100--チェーン調整を参照)、その状態で両方のチェーンアジャスタボルトを締めて固定します。 - シャフトを外す
タイヤの下に板などを敷き高さ調整をし、左右のクリップを外し左(8mm)右(12mm)にヘキサゴンレンチを差し込み同時に緩める方向に回せばシャフトボルトが緩みシャフトが外れます。このレンチは車載工具にも入っていますが固着している場合はこれだけでは厳しいかも知れません。
また、シャフトを引き抜く際にカラー等がポロっと落ちると取付の位置、向きが分からなくなってしまうので事前に詳細写真に撮っておいた方が無難かも知れません。
- リアホイールを外す
シャフトが抜ければスプロケットからチェーンを外し、後ろから抜けばホイールが外れます。
- リアスプロケット取り外し
このままホイールをバイク屋まで持ち込みタイヤ交換をしてもらい、次にスプロケットの交換です。スプロケットのボルトは緩み止めを使っているせいかかなり固い
- リアスプロケット取り付け
どうにか緩めて外し新しいスプロケットと交換しボルトに緩み止めを湿布し歯数表示が見えるように取り付けました。
セオリーではチェーンと前後スプロケットはセットで交換とよく言われています。しかし、チェーンは一部伸びているところがあり限界と感じるものの意外とスプロケットの歯はあまり減っていませんでした。セオリーに拘らずチェーンの交換だけで良かったというのが実際の感想です。
また、交換時スプロケットの標準歯数は44丁のはずが45丁のものが取り付けられていました。サイズは一緒なので取り付けに問題はありません。(中古車なので前のオーナーが変更したのかも知れません)以前より歯数が少なくなったという事はリアタイヤの回転数が多くなり燃費が良くなりますが、加速が悪くなるって事でしょうか。歯数1つぐらいでそんなに変わらないと思いますが。
最後に元通りシャフトを取り付けた後、チェーン調整を行います。
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