ホンダトゥデイなめたクラッチナット
2024/6/19 8:56:13作成
今回はホンダトゥデイでアクセルを開けなくとも勝手に走りだすという現象が発生し、調べてみるとクラッチスプリングが破損していると判断しました。結果的にはクラッチスプリングが3本取り付けられていて、そのうちの1本が破損していました。交換すれば直ったのですが、問題はクラッチを取り付けているナットでした。原付きだと小さな工具でもクラッチナットは緩むだろうとなめていたら、ナットがなめてしまいました。
最初簡易なユニバーサルホルダー(クラッチカバーを固定するもの)を自作しナットを緩めようとしましたが自作のユニバーサルホルダーはへにょへにょに曲がってしまいました。このあと電動工具をご近所でお借りし緩めようとするとナットがなめてしまいました。もうこのナットは使い物になりません。
なめたナットです。無論ナット(部品番号94050-10000)を新しく購入しなければなりませんが、これをどう外すかと考察しました。なめたナットに使える工具の中にナットスプリッターと言ってナットを破壊する工具もあります。これはなんとなく中のボルトに対しての影響が懸念されます。また、ナットツイスターなる工具もありますが、いずれも頻繁に使うものではないので費用対効果を考えれば高価な工具なので却下
なので、しっかりとしたユニバーサルホルダーを制作した上で次のような作業を行いました。
- 中のボルトを傷つけないよう鉄のこでナットのスカート部分に切り込みを入れ少しでも圧力がかかっている部分を和らげる。
- 水道工具のパイプレンチで緩めようとしましたが自作ユニバーサルホルダーが邪魔になってナットをはさむことができませんでした。
- もともと14mmのレンチなので、やすりで削り13mmのレンチが入るようにする。
- レンチにパイプを突っ込み柄を長くする
最終的にはこれで外すことができました。
外れたナットです。
しかし、気になるのは中で壊れたクラッチスプリングの破片が見つかりません。
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