トミカ 棚の製作

2021/4/17 6:56:12作成
2021/4/17 16:28:49更新

単純に木のおもちゃを走らせれるコースをつくったら面白そうだと考えて、同時にトミカを置く棚を作ってみました。無論トミカもできれば同じコースで走らせることができればという願望を兼ねての製作です。さて、製作するにあたって最初に分らなかったことは木のおもちゃを走らせるにあたって傾斜をどれくらいにすれば適当な速度で走らせることができるのかということでした。あまりゆっくりだと途中で止まってしまい、速すぎるとコースから外れてしまいます。トミカタワーの傾斜などを参考にし最終的に以下のサイズに決定しました。結果的には木の滑らかさによって変化しますがまずまずでした。 トミカ用棚完成品

■コースサイズ
  • コースの幅 45mm(トミカだけを走らせるのであればもっと狭くなります。)
  • 円形のコース 直径28cm 傾斜8cm
  • 直線のコース 長さ約40cmで 傾斜5cm
■設計要点
  • 円形コースは曲げないと直線と接続ができないのでスチームを使って可能な限り曲げることにしました。3本作るのに3本割ってしまいました。スチームで時間をかけて温めながらゆっくりと曲げていくのがコツです。因みに温める時間は厚さ1mmに対して1分だそうです。
  • コースのガードは敷居滑りテープに両面テープを張り直し、要所をタッピングビスで止める事にしました。どうしても隙間が開いてしまいますが少しなら走らせるのに支障はありません。
  • 円形のコースは傾斜があるので内径、外径ともに短くなります。つまり外径28cm→約26.8cm 内径19cm→約17.2cmとなりコースガードを接着するスペースも考慮して設計する必要があります。
  • コースの出発点は3段目の棚の奥にし、約2週のコースで少し傾斜をつけた2段目の棚(3cm)にポイントの切替を設置し、2段目でも止まるようにしました。
  • 4段目以降の棚は13mmの厚さの板の両端に15mmの角材をダボを使って接着しトミカが滑り落ちないように配慮しました。
  • 30mm×40mmの角材4本を支柱とし各棚は30mm側に10mmの切込みを入れ棚を挟むようにしました。
コースの製作
トミカ棚の製作

因みに仕上がった棚のサイズは縦約90cm 横70cm 棚の幅15cm コースの幅29cm 材料は全てホームセンターで手に入れたものです。また、コースの滑りが少し悪かったので「すべロウ」というロウを塗った所良くなりました。実際にトミカを走らせましたが、背の高いものは途中で倒れてしまいます。もし、トミカ専用コースにするならば幅をもっと狭くしたほうが良いかもしれません。 トミカコース

素人が作ったものなので細部については荒い部分がかなりあります。専門の道具が揃っていればもっと正確にできたかもしれません。今回は忘備録も兼ね要点を列挙することにしました。

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